大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

「センスがない」ってなんだよ!?

   

はじめて出会った人の人となりや、
お仕事のようすを知るとき、

Googleでヒットしたお店を選んだり、
業者を検討するとき、

HPやブログをチェックするのは、
私だけではないでしょう。

では、HPのなにをチェックするのか?

サービスの内容?
プロフィール?
綴られていることば?
メニュー?

みなさん、いろいろおっしゃるでしょうが、

私は、間違いなく、
そのページの醸し出す雰囲気、
そのページの運営者のセンスをチェックします。

だってね。

センスの悪いHPを出しているお店が、
美味しかったためしも、素敵だったためしもありません。

イケてないページを運営している人は、
やっぱりイケてない。

プロフィール写真を見て、
うわぁ、無理、と思った人に、
直接会いたくありませんし、

ブログやHPに、
目を背けたくなるような写真を平気で載せるような人は、
やっぱり、そんなレベルの人なんですね。

 

これって、バンドのチラシとかにも言えます。

イケてないチラシのライブに行って、
おぉカッコいいとヒザを打ったことはないし、

ダサダサの写真を平気でチラシに載せている人が、
イケてるミュージシャンということも、
まぁ、滅多にありません。

見た目はその人の内面を映し出す鏡と言われますが、
この時代、HPやブログ、SNSの見た目だって同じこと。

そこにこだわれない、
そこがイケてない人は、
やっぱイケてないんですよね。。。

 

こんなことを書くと、
日々、自分の見せ方に悶々としている人は、
心の中で、こう叫ぶでしょう。

「センスがよくなきゃダメなのは、もうわかった!
じゃあ、MISUMIさん、具体的に、どうしたらいいんすか!?」

 

はい。

そこで、お勧めしたいのが、この本っ!!

敬愛してやまない、デザイナー・ウジトモコさんの新刊。
簡単だけど、すごく良くなる77のルール デザイン力の基本

音楽でも歌でもそうなんですが、
「センス」を言語化するのって、
実にチャレンジングな課題です。

イケてないのはわかる。

でも、じゃあ、具体的に、
なぜイケてなく映るのか、
その要素を明確に指摘、分析して、
的確にその解決策を提案できなければ、
単なるオーディエンスの批判、批評で終わってしまいます。

私たちが知りたいのは、
再現性のある「センス」のメソッド。

 

この本は、ウジトモコさんが、
私たちが「なんとなく」でしかわからなかった「センス」を明確に、
わかりやすく解説してくれた上で、

どうしたら、
わかりやすく、
センスよく、
自分自身がこうありたいと願うイメージを、
伝えたい人に、伝えることができるのかを、
実に小気味よく、的確に教えてくれます。

「デザインなんて、関係ないわ」と思っている人ほど、
センスのないHPやSNS運営をしていがち。

ハードル高いな。。。と思う人ほど、
まずは読んでみて欲しい一冊です。
いや、本当に。


1年8ヶ月ぶりに開講!【ダイジェスト版MTLヴォイス&ヴォーカルレッスン12】。第8期MTL12と同時お申込で無料でご参加いただけます。

 - Books, Movies, Art, Music...etc., イケてないシリーズ

  関連記事

『ロック・シンガー 間違いだらけの発声法』

こちら、新『声出していこうっ!』では、「声」をキーワードとして、 さまざまな書籍 …

お前の主観はいらんのじゃ。

人が音楽や歌をジャッジするポイントは、 大きく分けて3つあります。 1つめは「正 …

「君、あんなもんでいいの?判断基準甘くない?」

「ま、君は、リズム、もうちょっとシビアにがんばった方がいいね」   1 …

一所懸命やりがちな、『イケてない練習』

「歌ってどうやって練習しているの?」 レッスンを担当することになったボーカリスト …

上達しないアマチュアに共通のマインド

最短で歌や楽器を上達する方法として、 多くのスーパープロが勧めるのは、完全コピー …

「練習しなくちゃ」と思ってしまう時点で、 ダメなんです。

「やらなくちゃいけないってわかっているんですけど、なかなかできなくて・・・」 & …

まず、やれ。文句を言うのはそれからだ。

「あの程度のコード進行の曲なら、その気になれば何曲でも書けるぜ。」 「こいつ、こ …

それでいいの?「イケてないリハーサル準備」

知らない曲を演奏することになったとき、 リハーサルまでに、あなたはどんな準備をし …

「イケてないデモ音源」の作り方?

以前、プロへの突破口『デモ音源の渡し方?』という記事を書きました。 プロになりた …

楽器を聞かないボーカリスト vs. 歌を聴かないプレイヤー

ボーカリストのパフォーマンスが今ひとつ冴えない大きな理由のひとつに、 「楽器をち …