大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

「やりたいことなのにがんばれない」の7つの理由

   

「やらなきゃいけないって、わかってるんですけどね・・・」

「いや、本当にやりたいんですよ。明日っからがんばりますよ。」

 

心からやりたいことのはずなのに、なぜかがんばれない・・・
そんな人が、実にたくさんいます。

歌や楽器を上達したい。
バンドつくりたい。
ライブやりたい。
コンテストやオーディションに出てみたい。
プロになりたい。。。
 

夢はどんどん広がるのに、行動できない。
行動しても続かない。

そんな人たちの多くが、
傍で見ている人たちをやきもきさせる以上に、

自分自身、どうしてダメなんだろう、どうしたらいいんだろう、
と落ち込んだり、苛立っていたりするものです。

 

今日は、そんな「やりたいことががんばれない」の7つの理由について、
ランダムに書いてみたいと思います。

 

1.根本的な自信がない

何かが続かない大きな理由のひとつに、
「どうせ自分なんか・・・」「どうせがんばったって・・・」
という、根本的な自信のなさがあります。

どんなに餌を求めて血眼で迷路を走り回るラットだって、
一生餌を食べられないと気づけば、無駄なエネルギーを使うのをやめて、
エネルギーセーブのフェーズに入ります。
現時点では可能かどうかわからないことに全力で取り組めるのは、
いつかきっと可能になるという「根拠のない自信」があるから。

自分のことを勘違いできるくらいじゃないと、エネルギーは出ないのですね。

 

2.優先順位がつけられない

青春一度きりだから、思いきり楽しみたい。

友達との時間を大切にしたい。
彼氏や彼女とラブラブしたい。
家族とも和気藹々と過ごしたい。

バイトもしなくちゃいけないし、
バイト仲間ともやっぱり仲良くしたい。

飲み会誘われたら断れないし、
勉強だってしなくちゃいけない。

そうそうそうそう。

人生は、やらなくちゃいけないこと、
やったほうがいいこと、やりたいこと、断れないこと、
やらなくてもいいけどついついやっちゃうこと・・・だらけなんです。

最も大切なことから優先的に時間やエネルギーを割り振る。
あまった時間で、さらに、他のことにも優先順位をつけて取り組む。

そんな風にしないと、時間は何十年あってもたりないんですね。

 

3.努力の方向性が間違っている

やりたいことはなんなのか。
その本質をつかまえられていないと、回り道ばかりで、
ちっともゴールにたどり着けないということにもなりかねません。
たとえば。。。

私は、中学生になってからピアノをはじめました。

通っていたのが私立の女子校でしたから、
みんな小さい頃からピアノを習っていて、
私は、とにかく、他の誰よりも出遅れていたわけです。

それで、とにもかくにも、猛烈に練習しました。

何をやっていたかっていうと、『ハノン』です。

『ハノン』というのは、まぁ、歌で言うところの発声練習のようなもの。

「ハノンの25番までを毎日5回ずつ弾く」という、
意味不明のスポ根な課題を自分に課し、
来る日も来る日も、『ハノン』ばかり弾いていました。

もちろん、ピアノは上達しません。
やたら指が強くなっただけです。

方向性が間違ってる、典型的な例です。

 

4.気が散る

練習をしようと思って練習室に入る。
譜面を広げようとバッグをのぞいたら、携帯にLINEの着信がある。

何の気なしに用件を見たら、来週のスケジュールの問い合わせ。

スケジュールをチェックしてみる。

すると、忘れていた友達のライブが今日だったことに気づく。

ネットでライブハウスのスケジュールをチェックする。

一緒に誰かいかないかと、友達にLINEする・・・・etc.etc…

 

もちろん、全部、必要な用事でしょう。
はいはい。片付けなければいけないことなのでしょう。

でも、これを「気が散る」と言います。
このケースなら・・・

練習室に入るときは、携帯を切る。
練習室に、譜面以外を持ち込まない。
頭によぎったことはすべて後で処理するためにメモに走り書きしておく。

というような工夫で、集中力は増すはずです。

 

5.単純に向いていない

椅子に座ってじっとしていられない人が、
オーケストラの団員になるのは無理です。

台詞を覚えたり、歌詞を覚えたりすることが苦痛な人は、
役者や歌手は無理ですし、

基礎練習を地道に、楽しくやれない人は、
楽器はやっぱり向いていない。

 

「適性がある」ということは、
そのことを「ひたむきに、楽しんで、いつまでも、やれる」
ということなのです。

 

6.人に流される

ひとつのことをやるのに、
あっちの人の意見を聞いたり、こっちの人の意見を聞いたりする人は、
なかなかうまく行きません。

Aさんは、「とりあえずじっくりいい作品をつくれ」と言う。

それで、作品つくりに取り組みながら、
新たなメンターとなるBさんに会ってみたら、
「作品つくりなんかに時間をかけないで、ライブをどんどんやりなさい」
という。

そこで、作品づくりを中断して、ライブ活動をはじめたけど、
なかなかお客さんが集まらないので、
Cさんに相談したら、

「今の時代はSNSだから、ライブなんかより、
youtubeに映像つくって流した方がいいよ」と言われる・・・

 

そうして、あっちをちょっとやっちゃ、誰かになんか言われ、
こっちに手をつけちゃ、また誰かに何か言われ・・・

痩せないダイエットと同じです。

いろんな本を読んで、痩せないうちに次々方法論を変えていたら、
一生痩せません。

 

7.そもそも言うほどやりたくない

「本気でやりたい」ことと、「やってみたい」ことは全然違います。
スカイダイビングやバンジージャンプをやってみたい。
ブロードウェイのステージに立ってみたい。
エジプトに行ってみたい・・・

「やってみたいこと」は、誰にだって、たくさんあるでしょう。

でも、それは、テレビのスターにあこがれるようなもので、
真剣な恋愛対象ではありません。

「本気でやりたいこと」、「叶えたいこと」をすることは、
恋人に会いに行くようなものです。

誰に邪魔されようが、雨が降ろうが槍が降ろうが、
どれだけ距離が離れていようが、
会いたいと思えば、なんとしてでも会いに行く。

それが、「本気でやりたいこと」。

 

もしかしたら、あんまり好きでもないのに、
「世間体があるから、結婚しなくちゃ」みたいに思っていないでしょうか?

 

 

いかがでしょう?
思いつくままに書いてみました。

 

あなたの「やりたいこと」のお手伝いになれば幸いです。

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 - Life, 夢を叶える

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