大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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意味もわからないまま歌わないっ!

   

歌詞の意味をわからずに歌うということは、
意味のわからないことばを声高に叫んでいるのと変わりません。

文章の意味も、ことばの意味もわからないまま、
感情移入する「ふり」をしても、
受け手の心にはなにも響きません。

一方で、全く理解できない言語で歌われていても、
歌い手の心がこもった歌、
想いが乗った歌に、人は心を動かされるもの。

意味を理解しないまま歌われるのは、
外国語の曲とは限りません。

 

ちょっとした単語。
ことばのニュアンス。
登場人物。
舞台となっている場所。
シチュエーション。
語られている感情。

 

どんなことばも、きちんと解釈し、
自分のことばとして語れるかどうか。

難しいことでしょうか?

 

意味を理解できない借り物のことばで、
借り物の感情を表現しているふりをする。。。

 

それほど恐ろしいことはないのではないか。

 

人にことばを届けるときは、魂も一緒に届けたい。
だから、ことばを発するということには、責任が伴うもの。

ある種の覚悟が、潔さが、ことばの力となるのではないか。

 

なんとなく歌う。
なんとなく表現する。

そんな受け身の表現は、そろそろやめませんか?

 

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