大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

心臓バクバクすることをやってみる。

   

手慣れたことばかりを繰り返す、
変化のない人生を送っていると、
人間の脳はどんどん凝り固まって馬鹿になる。

都合のいいことばかりに思考が流れて、
物事を違った方向から眺められなくなる。

I, me, mine, I , me, mine…

自分が主語の話しかできなくなるのは、思考停止の証拠。

だからね。
学んだり、出会ったり、チャレンジしたり。
そういうことを、
忙しさのせいとか、健康のせいとか、年齢のせいとかにして、
回避してちゃいかんのです。

まぁ、言い訳の多い人ほど、
暇な時も、元気な時も、若い時だって、
たいしてがんばってきてないわけなんですが…。

今日の午後、そんなことを書いていて、
ふと、あぁ、なんかチャレンジしなくちゃと、
勇気を奮いたたせて、インスタライブなるものをやってみました。
いや、一瞬でしたが。

怖くってアドレナリンが出る感じは、実に久々。
何言ってんのかよくわからんし、しどろもどろになるし、

生中継って、テレビのお仕事でも
カウントダウンライブで、やった一回きり。
後は何らかの手段で、取り返しのつくやつばっかり。

そもそも完璧主義なところがあって。
まぁ、レコーディングのお仕事とかしていると、
何本も何本もテイクを重ねて、編集して、と、
一点の曇りもないような完璧なものをつくることが
当たり前だったからかもしれないけど。

以前、しばらくRadioTalkとかやったときも、
言い間違えとか、話がしゃばらばになっているところとか、
直せないのが、なんか気持ち悪かったし。

もちろん、ライブレコーディングみたいなものなら、
取り返しのつかないこともあるのだけど…。
それはそれなりの覚悟もあるわけで。

まぁ、なんし、インスタライブは心臓に悪かった。

でもね、だから、脳に新しい回路ができるわけでしょ。
うわ〜、無理無理無理・・・って心の中で叫びながら、
それでもやってみるから、チャレンジなんでしょ。

そう自分に言いきかせております。

そういえば、最近、
あまりに出版作業に時間がとられすぎて、
そんなチャレンジする勇気を奮いたたせることすらできてなかったなって。

私という人間のアイデンティティのピンチです。

そんなんで、また、インスタライブ、ゲリラ的にやってみます。
心臓バクバクしすぎて、ライブ中に死んだらごめん。

あなたがこれからチャレンジすることはなんですか?

■無料メルマガ『声出していこうっ』。プライベートなお話からマニアックなお話まで、ポップな感じで綴っていきます!(ほぼ)毎週月曜発行!バックナンバーも読めますよ。

 - Life

  関連記事

「変」なのか?才能なのか?

先日、とある会社にお勤めの、 才能あふれる、知的な若者とごはんしていた時のこと。 …

感性は「お茶の間」で目覚める

「MISUMI、よく聞いとけよ。歌ってのはこうやって歌うもんだ。 テレビで流れて …

15分間の名声(15 minutes of fame)

「誰もが知っている有名人」は、 自分が有名であるという認識こそ、もちろんあるけれ …

「クリエイトすること」そのものに愛情を持てるか。

最近、わけあって、 Youtubeをあれこれサーフィンする機会が増えました。 今 …

臨界点を突破する

「どんなに練習しても、高い声が出ない」 「毎日ボイトレしているのに、声量が上がっ …

「ありのまま」ということばを免罪符にしない。

作品でも、パフォーマンスでも、 作り込むより、パッションが大事とか、 ありのまま …

「東京って、やっぱりすごいんですか?」

週1回ほど京都の音楽学校で教えていた頃。 よく顔を見るギター科の学生と エレベー …

カラダを粗末に扱わない。

カラダは神様がくれる、生涯たったひとつの大切な宝物。 大切につかえば、ちゃんとこ …

人間関係は「見極め」と「覚悟」なのだ。

最近、「あぁ、なんでこの人は、わかんないんだろう。」と、 苛立つことが立て続けに …

なんだ、カラオケって、楽しいじゃんっ!

あたくし、今さら言うのもなんですが、 実は、カラオケが大の苦手でした。 これ、ミ …