心臓バクバクすることをやってみる。
手慣れたことばかりを繰り返す、
変化のない人生を送っていると、
人間の脳はどんどん凝り固まって馬鹿になる。
都合のいいことばかりに思考が流れて、
物事を違った方向から眺められなくなる。
I, me, mine, I , me, mine…
自分が主語の話しかできなくなるのは、思考停止の証拠。
だからね。
学んだり、出会ったり、チャレンジしたり。
そういうことを、
忙しさのせいとか、健康のせいとか、年齢のせいとかにして、
回避してちゃいかんのです。
まぁ、言い訳の多い人ほど、
暇な時も、元気な時も、若い時だって、
たいしてがんばってきてないわけなんですが…。
今日の午後、そんなことを書いていて、
ふと、あぁ、なんかチャレンジしなくちゃと、
勇気を奮いたたせて、インスタライブなるものをやってみました。
いや、一瞬でしたが。
怖くってアドレナリンが出る感じは、実に久々。
何言ってんのかよくわからんし、しどろもどろになるし、
生中継って、テレビのお仕事でも
カウントダウンライブで、やった一回きり。
後は何らかの手段で、取り返しのつくやつばっかり。
そもそも完璧主義なところがあって。
まぁ、レコーディングのお仕事とかしていると、
何本も何本もテイクを重ねて、編集して、と、
一点の曇りもないような完璧なものをつくることが
当たり前だったからかもしれないけど。
以前、しばらくRadioTalkとかやったときも、
言い間違えとか、話がしゃばらばになっているところとか、
直せないのが、なんか気持ち悪かったし。
もちろん、ライブレコーディングみたいなものなら、
取り返しのつかないこともあるのだけど…。
それはそれなりの覚悟もあるわけで。
まぁ、なんし、インスタライブは心臓に悪かった。
でもね、だから、脳に新しい回路ができるわけでしょ。
うわ〜、無理無理無理・・・って心の中で叫びながら、
それでもやってみるから、チャレンジなんでしょ。
そう自分に言いきかせております。
そういえば、最近、
あまりに出版作業に時間がとられすぎて、
そんなチャレンジする勇気を奮いたたせることすらできてなかったなって。
私という人間のアイデンティティのピンチです。
そんなんで、また、インスタライブ、ゲリラ的にやってみます。
心臓バクバクしすぎて、ライブ中に死んだらごめん。
あなたがこれからチャレンジすることはなんですか?

■無料メルマガ『声出していこうっ』。プライベートなお話からマニアックなお話まで、ポップな感じで綴っていきます!(ほぼ)毎週月曜発行!バックナンバーも読めますよ。
関連記事
-
-
情報じゃない。オーラに感動するんだ。
学生時代から本屋さんが大好きでした。 それは今でも全く変わらなくて、 本屋さんと …
-
-
「自分らしさ」を見出す3つの方法。
自分らしさや、自分の「売り」を探すとき、 頭の中で、ああでもない、こうでもないと …
-
-
社会人 x 音楽人 /自分バランスを最適化する
2015年にアップした『音楽を「職業」にしないという選択』という記事。 すでに、 …
-
-
「型」か?没個性か?
日本の幼稚園の先生たちは、 「さぁ、みんなでブランコに乗りましょう。」 「次はお …
-
-
「がんばるのが好き」なんてヤツが世の中にいるのか?
私に関するひどい誤解のひとつに、 「MISUMIはがんばるのが好きだから」という …
-
-
「まだまだ」と心が騒ぐから・・・
今年も残すところ、後4日。 この時期、大掃除や片付けをしながら、 1年を振り返る …
-
-
「ケツカッチン」で、劇的に成果を上げる
延ばせないデッドライン(締め切り)のことを、 業界用語で「ケツカッチン」と言いま …
-
-
「人に頼れない」という「あかん」を返上するのだ!
こどもの頃から、一匹狼というか、(こんな顔なんで、一匹タヌキを自負しているわけで …
-
-
「好きだから」っていう動機が一番すごい!
「キミのためなら死ねる」 『愛と誠』という漫画の脇役である岩清水くんの名セリフで …
-
-
「一緒にバンドやってくれませんか?」
「自分、なんでバンドやらんの? ワシ、自分の歌、ごっつええ、思うで」 人生を変え …
