まだなんにも終わってないし、これからはじまることだって、たくさんある。
ここのところ、本当にいろんなことがあって、
しょげたり、凹んだり、疲れ切ったり。
でまた、そんなときほど、
負の念を拾いやすいというか、
スピ系の人に言ったらなんか言われそうなくらい、
なーんか、どーんと気が重くなることがあったりして。
そんなときは、我が心の友と、チャットしたり、
ジェフ夫さん相手にうだうだ言ったりするのが常ですが、
今日はバリバリ仕事モードにも関わらず、
そんな余計なノイズに悩まされて、
今ひとつ集中できなかったので、
普段、仕事の時に歌詞やリズムのある音楽を聴くことは、
まず、ないんですが、
(逆に音楽に集中しちゃうので)
実にひっさびさに、サイモンとガーファンクルのベスト盤を流してみました。
えーと、お若い方のために解説しておくと、
サイモンとガーファンクルは、
映画『卒業』のテーマ”Sounds Of Silence”や”明日に架ける橋”など、
数々の世界的なヒット曲を世に送り出したアメリカのフォークデュオです。
いやー、音楽って、すごい。
ほんっとにすごい。
“Sounds Of Silence”のイントロが流れはじめた瞬間に、
一瞬にして、中学・高校時代の感覚が蘇ってきました。
記憶じゃないの。感覚。
いつもなんだかすっごい淋しかったこととか、
それでも、希望と夢に胸がはち切れそうだったこととか、
アメリカとかイギリスとか、
遠い遠い世界に死ぬほど憧れて、憧れて、
いても立ってもいられなかったこととか。
若さ以外なんにも持ってなかったあの頃の、
野望とかエネルギーとか。
やり場のない思いを、
ひたすらギターやピアノの練習にぶつけていたこととか。
そんな、感覚が一気にカラダの中に蘇ってきたら、
「なーんだ」って思えたんです。
なんにもなくしてない。
時間さえ、失ってない。
あの頃夢見ていたことを、いっぱい叶えて、
経験と出会いをそりゃもうとんでもなくたっぷり貯金した。
まだまだなんにも終わってないし、
これからはじまることだって、たくさんある。
自分以外のなにものも、
自分からなにかを奪うことはできない。
そして、得意の、
日本語で言うと、そうね、「ばかやろー」的な、
Fではじまる、例の英語のことばを心の中で叫んだら、
(あ、けして、サイモンとガーファンクルはけして、そういう音楽じゃありません)
なんか、一気に勇気が湧いてきました。
人に負けるんじゃない。
敗北ってのは自分にするんだ。
ティーンエイジャーの頃、
ノートをびっしり埋め尽くした青臭いセリフがいっぱい思い出されます。
まだまだ突っ走ります。
どうやらそういう生き物です。
あなたも一緒に、走ってください。

■無料メルマガ『声出していこうっ』。プライベートなお話からマニアックなお話まで、ポップな感じで綴っていきます!(ほぼ)毎週月曜発行!バックナンバーも読めますよ。
関連記事
-
-
なんにも終わってないのに、終わった気持ちにならない。
昨日、10数年前まで教えていた学校の卒業生たちのライブを見に行ってきました。 学 …
-
-
「やった感」はいつだって、ちょっと痛い。
みなさん、明けましておめでとうございます! 2017年がはじまりました。 みなさ …
-
-
“Discover Book Bar”にてお話させていただきました!
『「自分」が伝わる声ヂカラ』をディスカヴァー21さんから出版させていただいたのが …
-
-
「10代の魔法」を謳歌するのだ
いやぁ、スィートSeventeenとはよく言ったものですが、 ティーンエイジャー …
-
-
「まだまだ」と心が騒ぐから・・・
今年も残すところ、後4日。 この時期、大掃除や片付けをしながら、 1年を振り返る …
-
-
91センチの挫折
自己啓発書の普及の名作といわれる『思考は現実化する』には、 金が採れるといわれる …
-
-
視点を変えると価値観が変わる〜from USA②〜
ニューヨークに暮らしはじめて、真っ先に感じたのは身体の中に流れ込んでくる街の音。 …
-
-
まず、やってみる。
何もかもがものすごくうまく行っているように見える人って、 うまく行っていることの …
-
-
自分のお尻を蹴飛ばす瞬間
「えいっ!」 やらねばならぬ、 やりたい、 いや、やるのだ。 そう決意をかためて …
-
-
「自分らしさ」を見出す3つの方法。
自分らしさや、自分の「売り」を探すとき、 頭の中で、ああでもない、こうでもないと …
