大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

ぶち切れない生き方

   

もんのすんごいむしゃくしゃイライラしていることがありまして。

ってやんでぇ、馬鹿野郎っ!と頭にはくるのだけど、
それでも、ぶち切れたり、文句言ったりしない自分って、
一体何なんだろうと、妙に冷静に考えています。

正直、ジェフ夫さんも親友たちも、
一部、事情を話した人たちは、みなぶち切れてくれまして、
そのたびに、私の気分を代弁してくれるようで、スッキリする一方、
だよね〜。でもさぁ・・・と、
なんだかおとなっぽく、
相手の状況やら立場やら自分の至らないとこなんかを、
クールな気持ちで説明してたりして。

あれ?
これって、あたし、波風立てたくないだけ?とか、
こういうの、事なかれ主義的な感じ?と思うたびに、
そういうパーソナリティとはほど遠い自分の性格を振り返って、
ますます、ふ〜む。となるわけです。

まぁ、私という人をよく知る人はみな分かっていると思うのですが、
まず、滅多にぶち切れません。
そもそも、パニックも起こさない。
まぁ、声のテンションはすんごいんで、
ぶち切れてなくても、あたしがなんか言うときは、
その場にいる人は固まると思いますが。

頭にくればくるほど、どんどん冷静になる自分がいて、
超論理的にば〜っと頭が回り出すので、
本気で怒らせたことのある人は、さぞかし怖かったと思います。

実はこれって、ロック歌ってるせいじゃないかと、
真剣に思っています。

あのね、あたし、怒りのボルテージを自然に調整できるんですな。
ステージの上とかで、MAXでぶち切れたりできるし、
次の瞬間に冷静になったりもできる。
なんならニコニコ笑ったりもできる。
あれ?狂ってる?

時々、アンガーマネージメントとかっていうプログラムの話を聞きますけど、
怒りを抑える練習じゃなくって、
ロックでもドカンと歌って、
MAXからゼロまで、ボルテージをコントロールするトレーニングするのが、
実は精神修養には一番いいのじゃないか、なんて思ったりして。

ですから、私をぶち切れさせたことのある数少ない人たちは、
まぁ、よっぽどなんですよ。
心当たりのある方は、反省してください(^^)

さて、話を戻します。

もうひとつ、大事なこととして、
私、ゼロか100思考なんです。

文句言うなら、やめちまえ。
って本気で思っている。

それが建設的な議論になるなら、
なんだって怖れずに言いますが、
愚痴ったり、文句言ったり、うだうだしたりしても、
まぁ、雰囲気悪くなって、
さらにパフォーマンスもスピードも落ちて、
結局、ほんっとにロクなことないんですのよ。

そんな風に、なんだか冷静に考えちゃう。

だから、わかりましたって言ってる気がする。

で、ちゃんと自分のやるべきことに全力で向かおうって、
もう一回自分に気合を入れ直すわけです。

ぶち切れる時はゼロに戻すときです。
その時が来れば、怖れずにやります。

でもさ、どんなに大切に大切に育ててきたものでも、
壊してしまうのって、ほんっとに一瞬なんですよね。

そして、一回壊れたら、もう二度と元には戻らない。

ゼロに戻す時は、そんなすべてを捨てる時です。

で、そうやって考えていくと、

なんだ、それほどのことは、なんにも起こってないじゃない、と。
起きていることは全部、必要なことなんだと。
そして、その理由も後からきっとわかるんだと。

ふっふっふ。
人生、だてに長くやってませんわ。

そんなわけで、今日も雄々しく戦います。
まだまだ戦いは当分続くらしい。

ふふん。望むところざます。

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