【自己評価を上げるためのチャレンジ】
「あなた、ホントにきれいよね〜」
「キミって、カッコいいね。」
そんな風に言われたら、あなたはどんな反応をしますか?
・嬉しくなって、「ありがとう!!!!」とお礼を言う。
・居心地が悪くて、聞こえなかったふりをする。
・どきりとして、「いやいやいや。何言ってるの!?」などと否定する。
このときの反応が、まさに自己評価です。
その人が自分自身をどう思っているかは、
人のことばに対する、反応に現れるのです。
「ありがとう」といえるのは、自分を認めている証拠。
一方で、聞こえないふりをしてしまうのは、
そんな、他人の評価が恐いとき。。。
自分で思っているほど人に認めてもらえなかったり、
反対に、自分が思っている以上に他人の評価の方が高かったり。。
自己評価と他人の評価のバランスが悪いのです。
そして、「いやいやいや」と端から否定してしまうのは、
自己評価の低さの現れです。
自分が信じられない。
だから人のことばも信じられない。
人は無理して誉めてくれてるんだと思ってしまうのです。
自己評価は、一朝一夕では変えられません。
しかし、もしもあなたが人前に立つ仕事をしているのなら、
目をそらさず、自己評価を上げることに取り組むべきです。
人は自信に満ちあふれた人に会いたい。
自分だって、自信のある自分がきっと好き。
今日は、今まで自分で、または生徒たちと、いろいろと試して成功した、
「自己評価を上げるためのチャレンジ」をお届けします。
【自己評価を上げるためのチャレンジ】
1.自分の「優れているところ」「素敵なところ」を100個書き出す。
以前、この宿題を出したら、
「色は黒いが、血色はいい」「虫歯はあるが歯並びは悪くない」と、
まず否定から入る文章ばかりで、
しかもせいぜい10個くらいしか上げられないという、
ネガティブさのツワモノがいて、思わず笑ってしまいました。
あなたは100個書けますか?
2.人に誉められたら、反射的に、「ありがとうございます」と言う練習をする。
ある子などは、「レッスン中に、こちらから繰り返し誉める」
という作戦を試したところ、
反射的に、「いや〜」とか「そんなことないです」が口から出てきていました。
「お願いだから、もう何にも言わないでください!!」
と泣き出しそうになった重症の子もいます。
誉められたのが、自分のお気に入りの服だったり、
大好きなバンドのCDだったらどうですか?
「でしょ〜?」と言いませんか?
そんな気持ちで、ありがとう!って言う癖をつけるのです。
3.人に、自分のいいところをどんどん上げてもらって、
その度に、自分の心の中で何が起こるかを味わってみる。
なぜそんなに居心地が悪いのか、
人に誉められた瞬間、どんな感情が自分を襲うのか。
誉められるのが苦手になったのは、一体いつ頃のことなのか。
その原因は何か。徹底的に探ってみる。
思いがけない、自己評価が下がった原因に行き当たるかもしれません。
いかがでしょう?
自分の心の奥底にしまい込んだ、「感情」と、
向き合わなくては、次に進めないときというのがあります。
人前に立つからには、心の強さは必須です。
この方法、嫌々ながらも、ちょっとずつ取り組むうち、
だんだんと慣れてくるはずです。
数ヶ月後には見違えるように自信に満ちあふれるようになったという子も、
たくさんいます。
もちろん、この方法がすべてではありません。
自分なりにいろいろと取り組んでみてくださいね。

【Day-to-day】
基本、書くお仕事も、企画をする仕事も家で、するのですが、
時々、ここぞと言うときは、NOMADを気取ってみます。
環境を変えた方がインスピレーションが湧くというのと、
家にいると、何かしら気になることが出てきて、集中力が途絶えるからです。
今日は、買い物の予定もあったので、以前から気になっていた、
表参道の『The Terminal』というco-working spaceに行ってみました。
スペース的には代官山や中目黒あたりのオシャレなカフェという感じなのですが、
店員などが一切うろうろしない、
誰も無駄なおしゃべりをしない空間というのは、仕事空間としては快適ですね。
個人的にはビート感のある音楽がずっとかかっているのが気になったので、
itunesにて延々と「川のせせらぎ」を聴きながら、今日はとても、はかどりました!

関連記事
-
-
シンプルでもいい。複雑でもいい。「生きる」を楽しむ。
学生時代、小笠原の父島という島を、 友人たちと共に自転車を担いで訪れたことがあり …
-
-
バンド仲間の悪口は言わない
もう何十年も前のこと。 大好きなメンバーと、かなり楽しくやっていた …
-
-
才能ってなんだ?
こどもの頃から、カラダをつかって表現したり、 スポーツで才能を発揮したりしている …
-
-
目の手術を受けました👀
火曜日から2泊3日で入院し、目の手術を受けました。 核白内障というやつで、お年頃 …
-
-
「中毒」か?「夢中」か?
先日、アルコールやドラッグ、セックスなどの中毒患者のためのリハビリテーション施設 …
-
-
「あれが人生のピークだったって思いたくないんだ」
とある著名なヴォーカリストと共演させてもらった時のこと。 圧巻のパフォーマンスと …
-
-
「そうか、映像にもグルーヴがあるんだ。」
広告代理店の映像&音楽プロデューサーの下で、 音楽選曲のお仕事をさせてもらってい …
-
-
「また、やっちゃった」と落ち込まないためには?
人はなぜ、同じ過ちを何度も何度も繰り返してしまうのでしょう? 毎回、それなりに後 …
-
-
オレの方がすごい?「優越感シンドローム」
ある程度キャリアのあるプロフェッショナルなら、 誰しも、自分自身の仕事や能力にプ …
-
-
「嫌い」なものは「嫌い」
人の好みはいろいろです。 納豆が大好きな人もいれば、あの匂いには我 …
- PREV
- 「嫌い」なものは「嫌い」
- NEXT
- 人を本当に育てるのは、反骨心や反抗心だ!

Comment
大槻 水澄様
何時も、楽しみに記事を拝見しております❗️
自身の日常に、少しずつですが観察・行動・思考しながら実践しています。
今年は、年男❗️ガツガツ参ります。
有難う御座います。
合掌…一心
小野広治
いつもありがとうございます!