「中毒」か?「夢中」か?
先日、アルコールやドラッグ、セックスなどの中毒患者のためのリハビリテーション施設(リハブ)のようすを題材にした映画を見ました。
「リハブを出所しても、完全に立ち直れるまでは、男女交際はしないように」というカウンセラーの話に、
「いつまでがまんしたら、彼氏をつくってもいいの?」という質問が飛びます。
すると、カウンセラーはこう答えます。
「出所したら、まず観葉植物を買うんだ。
その植物を1年枯らさなかったら、次はペットを飼って。
そのペットを1年、飼い続けられたら、彼氏をつくってもいいよ。」
植物や動物の世話をできるということは、
心が何かに捕らわれていない、
それだけ余裕があるということ。
余裕が生まれて、はじめて次のステージに進めるということなのでしょう。
じゃ、長年、観葉植物を枯らす女王の私は、どうなるわけ?
「あ、でも、わんちゃんのお世話はちゃんとしてるじゃないですか!」
と思われがちですが、
デイジーさんもルーシーさんも(ついでに私も)、
お世話をしているのは、ジェフ夫さんで、
私は単に、「かわいがる係」。
一番、楽で得な役です。
なにがしかの「中毒」であるとするならば、
間違いなく「書き中毒」「仕事中毒」。
バカみたいに集中力が高いせいで、
とにかく、それ以外のことが一切頭に入らなくなっちゃう。
基本、目に入る空間に、視覚ノイズがあるのは嫌いで、
可能な限り、すっきりスマートに暮らしたい方なのに、
昨今の激務と体力低下のせいで、
フラストレーションを感じつつも、家の中も放置気味。
「書き中」「仕事中」のためのリハブってあるのかしらん?
けどな…。
PCどころか、紙とペン取り上げられるくらいなら、死んだ方がましだしな…。
「死んだ方がまし」って言葉が出てくるってことは、やっぱ中毒だよな。
・・・とりあえず、植物にお水あげます。
あなたの中毒はなんですか?
■一流のトレーニングノウハウを、あなたも。第2期MTLトレーナーズメソッド、7月開講です。
■パワーアップしたメルマガ『声出していこうっ!』。ブログから、さらに1歩進んだお話をしています。ご登録いただいた方全員に、『朝から気持ちい声を出すためのモーニングルーティン10』をプレゼント。読み応えのある冊子です。ご購読はこちらから。
関連記事
-
-
心機一転、リニューアルスタートです!
『シゴタノ!』大橋悦夫さんに手取り足取りご指導いただき、 『声出し …
-
-
「やった感」はいつだって、ちょっと痛い。
みなさん、明けましておめでとうございます! 2017年がはじまりました。 みなさ …
-
-
カセットテープ、どうしてます?
データ断捨離もほぼ終了したところで、 「眠っているデモ音源をライブラリーに登録し …
-
-
「学び」とは、夢を叶えるためにあるのだ。
「先生はさぁ、こどもの頃、何になりたかった? パイロット〜?それとも、プロ野球選 …
-
-
「直感」がすべて。
「あ、この人、きらい。」 若い頃から、会った瞬間に、 相手の好き嫌いを決めてしま …
-
-
40代、前途洋々!これからだ!
昨日、ヤマハ音楽院の教え子たちの、同窓会に出席しました。 同期の子たちが集まった …
-
-
「とろい」って言うなっ!
「キミは運転、向いてないねー」 この人生、 「向いてない」と言われたことは数々あ …
-
-
「真っ白な灰」に、なりますか?
リングの上で真っ白な灰になった、『あしたのジョー』。 命を賭けられるほどのものに …
-
-
「恐れ」ではなく「意識」を持つ。
コロナ問題が起きてから、 海外のあちこちに住む友人たちとコンタクトをとっては、 …
-
-
「まだまだ」と心が騒ぐから・・・
今年も残すところ、後4日。 この時期、大掃除や片付けをしながら、 1年を振り返る …
- PREV
- 眠れない体質をなんとかしたい。
- NEXT
- 「こちとら何年やってると思ってんのよ!」