「中毒」か?「夢中」か?
先日、アルコールやドラッグ、セックスなどの中毒患者のためのリハビリテーション施設(リハブ)のようすを題材にした映画を見ました。
「リハブを出所しても、完全に立ち直れるまでは、男女交際はしないように」というカウンセラーの話に、
「いつまでがまんしたら、彼氏をつくってもいいの?」という質問が飛びます。
すると、カウンセラーはこう答えます。
「出所したら、まず観葉植物を買うんだ。
その植物を1年枯らさなかったら、次はペットを飼って。
そのペットを1年、飼い続けられたら、彼氏をつくってもいいよ。」
植物や動物の世話をできるということは、
心が何かに捕らわれていない、
それだけ余裕があるということ。
余裕が生まれて、はじめて次のステージに進めるということなのでしょう。
じゃ、長年、観葉植物を枯らす女王の私は、どうなるわけ?
「あ、でも、わんちゃんのお世話はちゃんとしてるじゃないですか!」
と思われがちですが、
デイジーさんもルーシーさんも(ついでに私も)、
お世話をしているのは、ジェフ夫さんで、
私は単に、「かわいがる係」。
一番、楽で得な役です。
なにがしかの「中毒」であるとするならば、
間違いなく「書き中毒」「仕事中毒」。
バカみたいに集中力が高いせいで、
とにかく、それ以外のことが一切頭に入らなくなっちゃう。
基本、目に入る空間に、視覚ノイズがあるのは嫌いで、
可能な限り、すっきりスマートに暮らしたい方なのに、
昨今の激務と体力低下のせいで、
フラストレーションを感じつつも、家の中も放置気味。
「書き中」「仕事中」のためのリハブってあるのかしらん?
けどな…。
PCどころか、紙とペン取り上げられるくらいなら、死んだ方がましだしな…。
「死んだ方がまし」って言葉が出てくるってことは、やっぱ中毒だよな。
・・・とりあえず、植物にお水あげます。
あなたの中毒はなんですか?

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