膨大な情報が流れこんでくる日の過ごし方
さまざまな情報が一度に流れこんでくる不思議な日というのが、時折訪れます。
今日はそんな日。
自分が登壇するオンラインイベントに関するお知らせ、
音楽制作のお仕事の内容変更のお知らせ、
かつての教え子からの同窓会のお知らせ、
そして、最後に飛び込んできたのが、MTL受講生の突然の訃報でした。
これらのお知らせを受け取ったのは、視力低下で検査に訪れた眼科外来の待合室。
いろいろな感情が溢れる中、お医者さんもからいろいろなお話があって。
ざわついた心を抱えて、次のアポ先である渋谷の書店さんで、6月のイベントに関する濃厚な打ち合わせ。
これらが、たった3時間の間に私の中に流れこんできた情報です。
こんな時、大事なのは、「今、ここ」に集中すること。
情報を処理できるのは、1度にひとつだけ。
すべてのことを一度に考えようとすれば、ただ感情がオーバーロードするだけで、なにもよいことはありません。
優先順位をつけるのは大事だけど、今、どうにもできないことに気持ちを向ければ、今、できることが希薄になる。
たとえば、夕方からは、某会社社長さんのヴォイトレがありました。
今、目の前にいる人、今という時間に集中する。
それができてこそ、どんなときも、クオリティの高いレッスンができるのだと考えています。
だからこそ、次に繫がる時間になるのだとも。
次々処理しなくちゃいけないことは、すべて手帳にメモして。
どんなに小さいことも頭に浮かんだら、すぐ書く。
だから、忘れて、今に集中できる。
それで、今日やるべきことが全部終わったら、脳のフリータイム。
思う存分好きなことを楽しむ。感情に身をまかせる。
最近は脳のフリータイムはすべて、ライブの練習につかっています。
今日は、亡くなった受講生のことを、考える時間になりそうです。
Show must go on.
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