大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

ニッポンの女子力!

      2024/05/19

今日は、Show-Yaがプロデュースする、”Naon No Yaon”に行き、日本を代表する女性ロッカーたちの変わらぬ勇姿を見て、たくさんの勇気をもらってきました。

日本の音楽業界って、意外なほど狭い。
まして、ある世代以上の、ロックミュージシャンともなると、直接的、間接的に、なんかしらのご縁があるもので。

今日のステージにも、KIMICOKOの同士、山田直子はじめ、先日13年ぶりの再会を果たしたプリプリの渡辺アッコちゃん、同じくプリプリのきょんちゃん、何度かコンサートやイベントで同じステージに立ったSHOW-YAの寺田恵子ちゃんや、SANGO、何曲かレコーディングに参加した相川七瀬ちゃんなどなど、懐かしい顔ぶれ目白押し。

「追悼」コーナーで、かつてサポートでツアーをご一緒させてもらってた葛城ユキさんの”ボヘミアン” を恵子ちゃんが歌った時は、じーんとして、空を見上げてしまいました。

今年になってミュージシャンモード、音楽家モードのスイッチが入る機会がめちゃくちゃ増えていて、そのたびに、いろんな光景や音、カラダの感覚がフラッシュバックします。

個人的には、「こんなすごいお仕事しましたよ」とか、「有名人とお友だちなんですよ」みたいなことをSNSで書き散らかすのは、バカに見える気がして好きじゃないのですが、バキバキにライブやレコーディングの仕事をしている頃にSNSが存在してたら、きっと私も、こんな人とお仕事したとか、こんなステージに立ったとか、嬉しくて毎回書いてだろうなぁと、かつてお仕事をご一緒した名だたる人たちの顔を思い浮かべて、ニヤリとした夕べ。

それぞれの戦いを戦うカッコいい「ナオン」たちの姿に、誇らしげな気持ちになったり、負けちゃいらんないわと思ったり。

よき時間でした。
Thanks♡

 - Life, MISUMIの日記&メッセージ, My History

  関連記事

そんなこと、 何年やってても、絶対にうまくなりません。

プレイヤー目指して、 日夜がんばっていたにもかかわらず、 てんで上達しなかった自 …

「欠落」はことばではなく、行動で埋める

歌うこと、話すこと、書くことを通じて、日々、ことばと向き合っていると、 ことばの …

よき時代のよきものを、 いい形で後世に伝える方法

高校時代、何が嫌いって「古文」の授業くらい 嫌いな授業はありませんでした。 使わ …

スタジオ配信ライブ初体験。/「生まれて初めて」を恐れない!

誰にだって、何にだって、 「生まれて初めて」はあります。 まして、テクノロジー …

多感なこどもたちにジョークは通用しない

小学生の音楽の授業のときの話です。 「ではこの曲を、誰かに歌ってもらいましょう。 …

「また、やっちゃった」と落ち込まないためには?

人はなぜ、同じ過ちを何度も何度も繰り返してしまうのでしょう? 毎回、それなりに後 …

自分自身の心の在処(ありか)を探す

我が家の初代わんこ、デイジーさんの体重はおよそ24キロ。 レトリバーにしては、か …

得意なことばっかりやってると、「伸びしろ」がなくなる。

昨夜、美崎栄一郎さんとコラボセミナーの打ち合わせをしていて、 その観察眼と分析力 …

ロックもデートも飲み会も、ぜんぶ投資なんだ!

起業の勉強をはじめたばかりで、 あまりのアウェイさに、 毎日、本気で吐きそうなく …

「誰に学ぶか?」vs.「誰が学ぶか?」

中学1年でやっとの思いでピアノを買ってもらって、通い始めた近所のピアノ教室。 2 …