40代、前途洋々!これからだ!
昨日、ヤマハ音楽院の教え子たちの、同窓会に出席しました。
同期の子たちが集まった飲み会というカジュアルな会だったので、同期会という方がいいかな。
気づけばみんな「41になりました」とか「いや、もう42です」とか言っていて、
なんだ、いいおとなじゃん。
彼ら周辺の世代は、気合いの入った、エネルギーあふれる子が多くて、
一線で活躍するミュージシャンやシンガー、売れっ子音楽講師、有名音響会社の営業マン…。
スタジオ経営や、複数の保育園の経営、音楽スクールプラットフォーム運営など、自分でどんどん可能性を切り開いて、仕事を創り、社会に貢献しています。
子育てという、めちゃくちゃクリエイティブな仕事を、生き生きとこなす素敵な子たちもいました。
みんなの話を聞いててホントに誇らしかったです。
教えられることもたくさんありました。
思えば、彼らに教えていた頃の私は、今の彼らとたいして変わらない年齢で。
40才っていうと「やってやるぜ!」という想いと「もはやこれまでか?」という想いが交互に訪れる時期。
時に「可能性」と「限界」の間に立たされているかのような、焦燥感に苛まれたりもします。
いやいや、ちょっと待て。
年の話はあんまりしたくないけど、まぁ、仕方ないからあえてすると、
URUGOMEというバンドでメジャーデビューしたのが40才。
そのまま音楽のキャリアで走るはずだったのに、リットーから最初の本を出版して、ミッションがドカンとふってきて、アーティストに特化したボイトレをスタート。
起業塾に通い、起業して、作家を養成する超ハードなゼミに通い、最初の一般書を出版して、ブログがブレイクし、MTLのテキスト山ほどつくって、音大講師をやって、10キロロードレース走って、小説出版して、有名人や一般人、才能のある子から、そうでもない子まで、たっくさんの人のボイトレをして、バンドのアルバム出して、ツアーやって、動画200本以上撮影&編集をして、日本とか世界とかいろんなとこ旅して、テレビ出たり、講演したりして、また本出して、YouTuber的なことやったりして…
頭の先からつま先までミュージシャンだった、40才の私には想像もつかなかった、不思議な人生を、今歩んでいます。
怒涛のように駆け抜けてきたようでもあり、ひたすら好きなこと、やりたいことだけを追いかけてきたようでもあり。
あっという間だったな。
でも、本当に、人生ってなんでもありなんだな。
なんでもできるんだよな。
40代になったばかりのみんな。
まだまだ前途洋々。人生これからですよ。
学び続け、行動し続けること。
健康と人を大切にすること。
好きなことをひたむきに追いかけること。
私自身、いまだにそれを信じて、実行しているし、これからもそうしていく所存です。
彼らが学生の頃から、ずっと彼らをライバルと思って、本気で向き合ってきて。
今なお、その気持ちは1ミリも変わらないことを実感した昨日。
相変わらずおとなげなさ丸出しで、思うわけです。
負けへんで。
昨日の会に、絶対にいたかったに違いない末さん(末原康志氏)、ぶんちゃん(小川文明氏)の分も、まだまだ当分、みんなとガチで付き合って行こうと、心に誓った午後でした。
みんな、ありがとう。
関連記事
-
音楽だけじゃ不安だから、やっぱ就職しちゃおっかなぁ〜?
「音楽を仕事にしたいけど、食べて行かれるのかどうか不安。」 「将来のことを考えれ …
-
「10代の魔法」を謳歌するのだ
いやぁ、スィートSeventeenとはよく言ったものですが、 ティーンエイジャー …
-
臨界点を突破する
「どんなに練習しても、高い声が出ない」 「毎日ボイトレしているのに、声量が上がっ …
-
「この辺でちゃんと仕事に就こうかなと思ってるんですけど・・・」
「MISUMIさん、俺、この辺でちゃんと仕事に就こうかなと思ってるんですけど・・ …
-
脱・発信ジャンキー。
2020年の仕事納めから、 本年の仕事はじめである昨日まで、 意識的に発信断ちを …
-
人は、人を「育てる」ことはできない。
レッスンを担当しているシンガーたちが、 ぐんぐん成長していく姿を見るのは、誰だっ …
-
憎っくき「容姿端麗組」に負けない方法
認めたくはないですが、 こんなこと書くのもちょっぴり悔しいですが、 ハッキリ言っ …
-
「ペンは剣よりも強し」は、死語なのか?
ヴォイトレを担当している若者たちと話していて、 なにが驚くと言って、 物を書く習 …
-
「あ、あれ、まだ書いてない」
「MISUMIさんのブログって、声や歌の話、ほとんどないですよね。」 そんな風に …
-
なめたらあかんぜよ
ずいぶん昔。 広告代理店で、プロデューサーのアシスタントのアルバイトをしていたと …
- PREV
- 起きてみる夢 寝てみる夢
- NEXT
- 年齢を公表するか、否か問題