大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

「モラハラ」に負けない思考法

      2015/12/20

「ブスが話しかけるんじゃね〜よ!」

さまざまなハラスメントの標的になっていた、かつての私に向けられた、
モラハラの金字塔とも言えるべき、強烈なことばです。

自分に自信が持てない弱さのせいか、
言動が大げさで、どこにいても目立つからか、
若かりし頃から定期的にハラスメントの標的となります。

セクハラ、パワハラ、モラハラ・・・
思えば、そんなことばもない時代から、いろんな嫌がらせをうけました。

さすがに、年と共に、セクハラやパワハラにあうことはなくなりましたが、
驚くべきことに、今でも年間1人くらいは、
私にモラハラを試みる人が登場し、
時には、まんまと相手の術中にはまって、猛烈に不快な思いをするのです。

世の中にはモラハラを全く、またはほとんど受けない、
うらやましい人が存在します。

・他人に興味がない人
・自分に圧倒的な自信がある人
・自己愛が強く、ハッピーな人

こうした人は、受けていても気づかない、という特技の持ち主でもあります。

一方で、受けやすいのは、
・自分に自信がない人
・人の意見が気になる人
・目立つ人

すっぽりはまる、心当たりのある人もいるでしょうか?

さて、今日は、そんなモラハラにびくともしない、
もしくは打ち勝つための、長年の研究の成果(?)を発表したいと思います。

これがA面なら、
『F○○K the モラルハラスメント!』くらいのタイトルをつけたいですが、
あくまでもB面らしく、
『「モラハラ」に負けない思考法』でいきましょうっ!
モラハラに遭ったとき、最もやってはいけないことは、
「悪いのは自分じゃないか」、「どうせ私は・・・」
と思ってしまうことです。

「叱る」ことと、「モラハラ」の大きな違いは、
前者は相手を励ましたり、育てたりする目的で言われることば。
叱られた人は、やる気になるものです。

後者は、相手を傷つける目的で言われることば。
モラハラを受ければ、自己嫌悪に陥り、自己評価ががっくり落ちます。

自分自身を根本的に否定されるようなことばが、
自分のために発されているなどということはあり得ません。

 

『「モラハラ」に負けない思考法』。
ポイントは3つです。

1. 背景を考える

人をブス呼ばわりする男性が、美男子だったことは、ただの一度もありません。

誰かの外見をとやかく言う人は、
必ず、自分自身のルックスにコンプレックスを持っています。

さらには、両親から認められない幼児期を送っていたり、
実は自分自身のキャリアが思うように伸びていなかったり。。。

自分の中に弱いところがある人ほど、他人に対して強く出たいのかもしれません。

「金持ち喧嘩せず」ということばがありますが、
本当に恵まれて、幸せに育った人が、
人の欠点をあげつらうような人になることはないのです。

モラハラを受けたら、まず思うべきこと。
「この人は、なにがコンプレックスなんだろう?」

背景を突き止めると、ずいぶん、気持ちが楽になるものです。

 

2.原因を模索する

さて、どんなに自分自身にコンプレックスがある人でも、
なぜ今、なぜこの人に、モラハラを?
という原因があるものです。

wikiによれば、モラハラをする人は
「被害者以外の人には「感じのいい人」として振る舞うことが出来る」。
つまり、なにかが、その人の「モラハラ心」の引き金を引くわけです。

その引き金は、彼らのコンプレックスを逆なですることばかもしれない。

または、支配欲をかき立てる、こちらの弱さかも知れない。

時に、無意識にかき立ててしまう嫉妬心かもしれない。

モラハラをする多くの人が、
「オレはお前より優れているから、教えてやっている」
というスタンスで人を傷つけます。

弱い動物が、先制攻撃を仕掛け、上下関係をつけてしまおう、
という行為と同じ。

いずれにしても、原因は100%相手の心の中にあるのです。

お気の毒なことです。

 

3.意味を見出す

さて、最も大事なのは、ここです。

「今、自分が、こんなモラハラを受ける、意味を見出す」。

私が最近出会った、ちょっとムカつくモラハラは、
今日こうして、同じ思いで傷ついている人たちに
ブログを書くためでした。

昨年出会ったモラハラは、
私の弱さを克服する準備や、
勉強の足りないところを気づかせてくれるものでした。

起きることにはすべて意味がある。

自分の人生に無駄なことは、なにひとつ起きないのです。

学びの多い人生をありがたいと思えば、
モラハラしてくださる方たちも、ありがたい存在。

ありがとうと言えれば、その瞬間に、
本当は弱い、コンプレックスだらけの相手をふわりと飛び越えます。

さぁ、いかがですか?

みなさんも、ここらでふわりと、F○○K the・・・じゃない、
モラハラに打ち勝ちましょうっ!(^^)

そして、本当に叱ってくれる人だけを、大事にしてくださいね。

17419746_s

 - Life

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

  関連記事

15分間の名声(15 minutes of fame)

「誰もが知っている有名人」は、 自分が有名であるという認識こそ、もちろんあるけれ …

まず、やれ。文句を言うのはそれからだ。

「あの程度のコード進行の曲なら、その気になれば何曲でも書けるぜ。」 「こいつ、こ …

旅に出よう!〜自分自身を見つめ直すチャンス〜

海外に出かけると、日本人が日本人と目を合わせないようにしていることに気づいて、 …

「数字」に価値を見出す

先日たまたまYoutuberのヒカキンさんが、 「Youtuberって、要は、他 …

自分の中心を確認する

やらなくちゃいけないことが多すぎる。 会わなくちゃいけない人が多すぎる。 忙し過 …

ことばの解釈に「正解はない」

高校時代の大半は、ロックとバンドとギター(そして男の子)に夢中で、 「学校の勉強 …

人生のワームホールに飛び込む

大好きな作家、ロバート・A・ハインラインの小説の中でも、 とびきりワクワク読んだ …

Pay it forward〜恩送り〜

今まで生きて来て、お世話になったなぁと思える人は、 何人ぐらいいるでしょう? そ …

どうせ見えない未来なら、明るい側面だけを期待して生きる。

「MISUMI、そんなことしてて、将来どうするつもりなの?」 思春期の頃から、ア …

センサー、壊れちゃったんですね。

先ほど、今日発行するメルマガを書き終えました。 今日のメルマガは、 『自分のカラ …