セルフ・プロデュース時代を勝ち抜ける
2015/12/20
「事務所に入りたい」
「メジャーデビューしたい」
そんな夢を抱いて、オーディションを受けまくっている若者も多いと思います。
もちろん、力ある事務所に所属したり、メジャーレーベルと契約できれば、
ただ学校に通ったり、ひたすらライブハウスでLIVEをしているのと比べ、
チャンスや可能性はぐっと広がります。
心ある、実力もあるスタッフさんと巡り会えば、
1人では思いも寄らなかったような、さまざまな経験ができるかもしれません。
しか〜し、残念ながら、
そんな素敵な事務所や、余裕あるレコード会社、
愛あるスタッフさんは、ほんとに、ほんとに一握り。
(私がお仕事で関わらせているスタッフさんたちは、そんな一握りの人たちですが。
もちろん!(^^))
そして、何が売れるかわからない、
どうやって売れるのかもわからない、こんな混沌とした時代に、
自分のやっていることがちゃんとわかっている、
世の中の流れを的確に把握し、確実に結果を出せる、
・・・そんな奇跡のスタッフさんと巡り会える確率は、ホントに低い。
だからね。
待っていちゃダメなんです。
オーディションやコンテストに応募するのもいい。
コネを使って、人に会うのもいい。
LIVEハウスをはしごして、歌い歩くのも、もちろんいい。
でもね、それだけで、何かが起こるのを待っていたらだめです。
この時代、待っていても何も起こりません。
奇跡は自分で起こすもの。
そんなことを証明している人たちが、私の周辺には絶えません。
youtubeで100万アクセスをgetして、メディアで引っぱりだこになった、
ニコニコ動画で話題になって、レコード会社から次々とオファーが来た、
ツイッターで影響力を広げ、大きな仕事をどんどんまかされるようになった、
毎日更新していたブログで、アルファブロガーに上り詰め、出版依頼が途絶えない、
路上ライブでファンを開拓し、公演をすれば常に満員、
テレビドラマにまで出演するようになった・・・などなど、
試行錯誤の末のセルフプロデュースに成功して、
自分の人生を思うままに動かしている人たち。
ごく普通の若者、一般人から、
どんどん道を切り開いていった彼らに共通して言えるのは・・・
1. 失敗を恐れず、インスピレーションに従って、ただひたすら行動したこと。
2. 自分にしかできないこと、大好きなこと、何時間でも続けられること。
そのすべてを満たすことを見つけ出し、極めたこと。
3. 自分自身の想いを徹底的に言語化し、ビジュアル化し、発信し続けたこと。
4. あきらめなかったこと。継続したこと。
5. 「誰か」に頼らず、「今、自分にできる最善のこと」を積極的に見つけ出したこと。
いかがですか?
誰かにできることなら、私たちにだって、きっとできる。
Yes,we can!
少なくとも、ただ待つだけで、いたずらに時間を消費していくよりも、
何倍も建設的かつ、健康的です。
思い切って、セルフプロデュース、はじめてみませんか?
関連記事
-
-
穴を埋めるのか。山を高くしていくのか。
スタジオのお仕事が軌道に乗り始めた頃のこと。 私の歌を気に入ったから、プレゼン用 …
-
-
「本気で好き」ということ。
「歌が好きなんです。 本気でシンガーになりたいんです。」 そんなことばを聞くたび …
-
-
フェンダー持ってる小学生?/カラダという楽器の価値とポテンシャルをちゃんと知る!
年明けくらいから、ご新規の若手アーティストたちが、次々とやってきてくれる雰囲気が …
-
-
誰かに「習う」前にやるべきこと、できること。
楽器や歌をはじめたいと思うと、 「とりあえず、スクールや個人の先生を探さなくちゃ …
-
-
無価値感になんか負けないっ!
20代の終わりの頃、 洋楽コンプレックス、英語コンプレックスを払拭するために、 …
-
-
「そうか、映像にもグルーヴがあるんだ。」
広告代理店の映像&音楽プロデューサーの下で、 音楽選曲のお仕事をさせてもらってい …
-
-
「バンマス・マニュアル」〜ライブ編〜
メンバーがあつまったら、さっさとライブを決める。 いや、なんなら、メンバーは集ま …
-
-
「プロの理想」を押しつけちゃいかんのだ。
その昔、一緒に曲をつくるためよく入り浸っていた友人のギターリスト・K氏の家には、 …
-
-
「東京って、やっぱりすごいんですか?」
週1回ほど京都の音楽学校で教えていた頃。 よく顔を見るギター科の学生と エレベー …
-
-
セルフイメージは声に出る
歌のレッスンをしていると, 歌う前から、「歌えない」「失敗する」と決めている人に …
- PREV
- 1つの曲に含まれる驚くべき情報量
- NEXT
- ゴールは自分自身で選び取る

