「自分の常識は他人の非常識」
「私なんて、ごく普通だから・・・」
という風に言う人は、本当にたくさんいますが、
「普通」は、あくまでも、本人にとっての「普通」。
自分にとっては、当たり前すぎて、
人様に話すような価値はないと感じるようなことほど、
赤の他人が聞いたら、ひっくり返るほどびっくりするような、
非常識だったりするものです。
その思いがけない情報が、誰かを助けたり、鼓舞したり、
夢を与えたり、楽しい気持ちにするかもしれない。
どんな人も、自分自身という財産を棚卸しすれば、
資源や宝がざくざくと出てくるもの。
自分という人間を客観的に、冷静に見てみることなしに、
自分自身の本当の価値はわからないのです。
「自分探し」の名の下に、
さまざまな習い事をしたり、勉強会に出たりする人はたくさんいますが、
自分自身を見つめ直したいなら、
まずは、自分にとっての常識を見直してみること。
自分自身が日頃から不満に思っていることをつきつめて、
発明王になってしまう人、
自分周辺の人の話すことばがテレビなどで聞くことばと違うことに気がついて、
方言辞典をつくってしまう人、
「誰でも知ってる当たり前のこと」だと思っていたことを書籍に書いて、
カリスマ主婦になってしまった人・・・・
青い鳥はいつだって、家の中にいるのです。
自分にはなんにもない。
自分って、なんてつまらない、平凡な人間なんだ。
人に語れるようなことはなにひとつないんだ・・・
そんな風に落ち込んで、自分探しの旅に出かける前に、
もう一度、じっくり家の中を探してみましょうね。
関連記事
-
-
「ひどいことを言われた」と感じたときこそがチャンス
20代の前半で、当時10才前後先輩だったプロフェッショナルの先輩たちに、 それは …
-
-
人生の値段、おいくらですか?
おとなになってから、自己投資をいくらしたかが、その人の価値を決める。 そんなこと …
-
-
年齢が気になりますか?〜チャンスはいつもフィフティ、フィフティ〜
なかなか将来の見えなかったアマチュア時代。 周りの友人たちは次から次へとお仕事を …
-
-
「やりたい」と「できる」と「やる」
「音大目指すなんて、今からじゃ無理よ」 中学2年の時に、 とある音楽教室の先生に …
-
-
いつでもどこでも、歌あればこの世は楽し。
欧米人の友達に、「あなたは歌ったりしないの?」と訊ねると、 よく返って来ることば …
-
-
胸の痛みを抱きしめて進め
やっとの思いでミュージシャンの端くれになって、 少しでも一流といわれる人たちに近 …
-
-
「なめたらあかんぜよ」
先日、勢いでiPhoneを10から15にしたおかげで、今までiPhoneを繋げる …
-
-
数字じゃなく、「ひとりひとりの顔」に想いを馳せる!
ご存じのように、昨年12月から、 「365日毎日メルマガ宣言」をし、 毎朝10時 …
-
-
折り紙と「完コピ」。
腎臓病という病気は何にも食べられない。蛋白も塩気もいけないのだ。これは子供の身に …
-
-
握手。ハグ。キス。
音楽業界の常識と一般の常識とは、 あらゆる面で、大きなずれがあります。 起業して …

