「できないこと」は「やらないこと」よりも、ずっとずっとマシ
「いつかやりたい」「いつかやろう」と思い続けていること、いくつありますか?
こどもの頃、「いつかやりたい」と思っていたこと。
世界一周をする。トゥシューズを履いて、バレエを踊る。
スキューバダイビングをする。新体操をやる。
飛行機を操縦する。フルマラソンを走る。英語ぺらぺらになる。
バンドをやる。富士山に登る。海外留学をする。乗馬をする。。。。
こどもの頃の「いつかやろう」は、
やがて、「お金ができたら」「時間ができたら」になり、
「こどもが大きくなったら」「仕事が一段落したら」になり、
気づいた頃には、「いつかやりたかった」「今さら無理だ」になっていく。
もちろん、「やりたい」の程度にもよりますし、
なんでもかんでも片っ端からやればいいということではないけれど、
心の中にずっとひっかかっている「憧れ」のようなものがあるなら、
それはGOサインととらえるべきではないか、というのが私の考えです。
「今さら」と思うかも知れないけど、
これからの人生の中で、今日、この瞬間の自分が一番若いわけで。
できない理由を数え上げてため息をついたり、
周囲への言い訳を考えては恥ずかしくなったりする暇があったら、
とりあえず、やってみればよろしい。
絶対に確かなことは、
やらないことはできないということ。
そして、やってみなくちゃ、できるかできないかはわからないということ。
年齢が、体重が、筋肉が、反射神経が、記憶力が・・・
しのごのしのごの、いいたい気持ちはわかります。
っていうか、この文章は、私自身にも書いているわけで、
だから、思いっきり、しのごのしのごの、言いたくなります。
でも、どんな状況でも、可能性はいつだってフィフティ、フィフティ。
できるか、できないか。つまり確率は50%なわけです。
じゃ、やれば・・・?
年齢を重ねることで、若い頃何かをやるよりも圧倒的に有利なことがいくつかあります。
1.余計な見栄や競争意識がない分、失敗してもいいや、と力を抜いてやれるから、楽しい。
2.物事の本質はみな似たようなところがある。積み上げたさまざまな経験やスキルから、挑戦する物事の本質もとらえやすい。
3.人脈やお金があるので、最短距離、最善の方法を選び取れる。
いかがでしょう。
できないことは、やらないことよりも、ずっとずっとマシ。
少なくとも納得できる。
一歩を踏み出すことが肝心なのです。
関連記事
-
-
「どう記録するか」より、「どう記憶するか」
スマホの時代になって間もなくのこと。 こちらが、それはもう夢中で、 なかなかいい …
-
-
最後は「自分の声」を聞くのだ。
「MISUMIサンはね、 もっと、自分じゃ恥ずかしくって赤面するくらい、 下世話 …
-
-
人生の流れを変えるには、「人と出会う」
「ただ歩き回って歌っているだけじゃダメなのよ」 若き日のジャニス・ジョップリンの …
-
-
接客が嫌いなら客商売はやめたまえ。
「接客が嫌いなのに客商売をやっている」という、 意味不明な人に、時々出会います。 …
-
-
ちゃんと仕事しろっ!
NYに住みはじめて、 寮の自分の部屋に電話を引き込むため、 電話会社に出向いたと …
-
-
音楽をどうやって聴くか?
言いたかないけど、レコードの時代に音楽に目覚めた私。 その後、さまざまな音楽メデ …
-
-
人生は声帯様!
新年おめでとうございます! 2020年初ブログです。 お正月三が日は毎年、 今年 …
-
-
Now or never, my friend.(今を生きるのだ、友よ!)
大学生くらいの年頃の子たちと話していると、実によく、 「今しかできないんで」と言 …
-
-
とりあえず飛び込め~Singer’s Tips #32~
うまくなったら、バンドやりたい。 いい曲書けたら、音源つくりたい。 自信がついた …
-
-
旅の準備がさくさく進む「持ち物リスト」
「週末から『びぃた(旅)』なんだよね」 「オレなんか、8月は10日間『出っぱなし …

