「想像力」と「思いやり」がコミュニケーションの鍵!
ここ2~3日、ものすご〜くいろいろな社会の、
いろんなタイプの人たちと、いろんな形で接しました。
アーティスト
ヴォイストレーナー
外国人
役者
カメラマン
タクシー運転手
ミュージシャン(たくさん)
レコーディングエンジニア
出版プロデューサー
IT関係ビジネスマン
イベント制作業者
PAエンジニア
音楽制作会社スタッフ
学生・・・・
業界が違うとルールも流儀も違う。
挨拶も、服装の「正しい」も、
お互いに対する接し方も違います。
そして、この「違い」のせいで、
誤解したり、誤解されたりしてしまうのです。
例えば音楽業界では、
挨拶と言えば、握手を交わすのはごく普通の挨拶。
しかし、一般のビジネスパーソンに、
いきなり手のひらを差し出すと、ちょっと驚かれます。
そうかと思うと、時に、
先方の会社を失礼して、しばらくしてから振り返ると、
まだガラスドアの向こうで深々と頭を下げていたりして、
こちらがびっくりすることもあります。
外国人にとって、
親しい間柄ではキスやハグを交わすのが通常の挨拶。
とはいえ、同じ外国人でも、キスのタイミングや方法はさまざま。
若かりし頃、友人にフランス人の男性を紹介されて、
「はじめまして」と挨拶したら、いきなり頬にキスをされて、
驚きのあまり、相手を突き放してしまったことがあります。
突き放された相手は、私以上に驚き、傷ついたようすでした。
そうかと思うと、別れ際にアメリカ人の男友達にハグをしようとして、
「なにすんだよ〜!?」とジョーク混じりに突き放された、日本人男性もいました。
(その人曰く、アメリカ人の男性同士は別れ際にハグはしないとか。)
ところが、温かいハグ、キスを交わして、
名残惜しそうに別れた外国人の友人たちは、みな、
一度「じゃあね」と別れると、
けして振り返ることなく、ずんずんと行ってしまいます。
なにを心地よいと感じるか、
何を非常識と感じるかは、本当にひとそれぞれ。
挨拶に限らず、ことば、呼び名は、
相手との関係性をつくるキーになります。
「ミスター」や「さん」付きの、堅苦しい名字で呼ばれるのが苦手な人、
初対面の人を、いきなりニックネームや下の名前で呼ぶ人、
誰彼かまわずため口をきく人、
敬語をつかわれると距離を感じて嫌だと言う人、
丁寧語や敬語がきちんと使えない人が苦手な人、
正解はありませんし、
自分の「正しい」を押しつけることもできません。
大切なのは、想像力と思いやり。
一緒にいる人が何を心地よいと思うか、
何を不快に思うかを想像すること、思いやることが、
難しいことだけれど、つくづく大切なことだと、思いを新たにした日々でした。
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