「ハモらない」時の覚え書き
人とコーラスをやっていると、
「あ、気持ちいい!」と思えるときと、
「う〜〜、ハモらない」と凹んでしまうときがあります。
では、ハモらないのは、なんのせいか?
どうしたら、「あ、気持ちいい!」を得られるのか?
今日は、「う〜〜、ハモらない」と凹む前に、
チェックすべきポイントをランダムに書き綴ります。
「ハモらない」と感じたときの反応は、その人の自信の程度によって、
大きく2つにわかれます。
自分に自信がある人は、「あ〜、この人(たち)、ピッチ悪い」と思う。
自信がない人は、「あ〜、私ったらもう〜〜!」と思う。
しかし、実際録音されたものを聞いてみると、
原因は「誰のピッチが悪いのか」などという、
単純なことだけではなかったりします。
そんなとき、チェックすべきポイントは・・・
1.そもそも、歌っている音はあっているのか?
メロディやコードトーンに対して、自分はどんな音を歌っているのか?
ラインはあっているのか?
他の人はどんな音を歌っているのか?
楽器や他の人の音とぶつかっていないか?
離れすぎていないか?
コーラスのラインは常に3度や5度のハモりやすい距離を保って動くわけではありません。
時に2度や、半音でぶつかったり、4度や6度などに離れたりもします。
当然、ぶつかっている音や離れすぎている音は、
2人だけではハモりずらいもの。
また、楽器の演奏しているコードと、ぶつかっていたりすれば、
ピッチのブレの許容範囲は狭くなります。
2.ピッチはあたっているか?当たっていないなら、その原因はなにか?
ソロヴォーカルなら許容範囲のピッチのブレや、
ちょっとしたシャープ、フラットも、
コーラスの場合は「ハモらない」大きな原因になり得ます。
ピッチは的確に当たっているか?
当たっていないなら、その原因はなにか?
コード楽器はきちんと聞こえているか?
まわりの音量が大きすぎないか?
声を大きく出そうとし過ぎていないか?
モニター状況はどうか?
自分がガイドにすべき音をオケの中に確実に見出すことも、
シャープ、フラットを回避するために非常に重要なポイントです。
3.リズムの縦、ビート、発音はあっているか?
音がどんなにちゃんと取れていても、
ことばの発音や、音の移るタイミングがずれていたりすれば、当然ハモりません。
音の移動のタイミングをかっちりあわせること。
ニュアンスをあわせることも不可欠です。
特に外国語の歌などは母音の発音や、
子音の発音のタイミングを合わせるのが難しいもの。
細部までチェックが必要です。
4.音色、音圧はそろっているか?
どんなにぴったりに歌っているつもりでも、
音色や音圧がちぐはぐではコーラス感が得られません。
歪んだギターとフルートや、
三味線とシンセサイザーがうまくハモらないのと同じです。
お互いの声をよく聞く。
あわせられる方が歩み寄る。
なんならPAの音量調節、EQで工夫する。
これらが最も手っ取り早い方法でしょう。
5.グルーヴはあっているか?
ピッチやリズムをあわせても、
曲の音楽的な解釈が違っていると、
気持ちのいいハーモニーは得られません。
おなじグルーヴを共有できているか?
お互いを感じあえているか?
結局、最後は心地よさを共有できるか、なのです。
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