間違えるなら大胆に間違える。
ここ数日、あまり慣れないことに取り組んでいます。
慣れないことに取り組んでいると、
自分自身がしょぼく思えてきます。
恐る恐る、探り探り、あーでもない、こーでもない・・・
こわごわやるから、
大胆な決断ができない。
行動のタイミングも遅れる。
探り探りやるから、
ポイントをはずす。
しゃきっと、コアのようなものをとらえられない。
ぶれる。
つまづく。
まよう。
これではいいパフォーマンスができるわけがありません。
歌も、仕事も、
いや、人生そのものが、同じなのですね。
どこに向かいたいか。
目的、ゴールをしっかり設定する。
自分自身のぶれない軸を整え、
呼吸を深く整え、
集中力を持って、ゴールに向かって大胆に踏み出す。
その1歩が間違っていてもいいのです。
恐る恐る、なんとなく、踏み出した一歩とは、格段に違う、
確かな感覚を得ることができます。
間違えるなら大胆に間違える。
だからこそ、間違いや失敗もくっきりわかります。
問題点がはっきり見えるからこそ、
修正点も見えてくる。
後は、ひたすら、がんばるだけです。
もじもじと、大胆に前に踏み出せないときこそ、
えいやっと飛び込むときなのですね。
関連記事
-
-
おとなになるって、素敵なことだぜ
おとなって、なんて純粋に音楽を追いかけるんだろう・・・ 最近そんな風に感じるシー …
-
-
人は、人を「育てる」ことはできない。
レッスンを担当しているシンガーたちが、 ぐんぐん成長していく姿を見るのは、誰だっ …
-
-
「切り替え」と「集中」で精度を上げる!
インプットとアウトプットを、 高い精度で両方一度にこなせるという人は 一体どのく …
-
-
「やる気はあるのにできない症候群」の処方箋
「練習しなくちゃいけないってわかってるでしょ? やらないと、できなかった自分に落 …
-
-
旅に出よう!〜自分自身を見つめ直すチャンス〜
海外に出かけると、日本人が日本人と目を合わせないようにしていることに気づいて、 …
-
-
膨大な情報が流れこんでくる日の過ごし方
さまざまな情報が一度に流れこんでくる不思議な日というのが、時折訪れます。 今日は …
-
-
一生ヴォイストレーナーのいらない人になる。
「歌なんか、人にならうもんじゃないだろう。」 そんなことばをどれだけ言われてきた …
-
-
オリジナリティ
「オリジナリティにこだわってるんで。」 と、オリジナル曲をやっているバンドや、 …
-
-
「できない」と言える「自信」を育てる。
レコーディングのお仕事に 呼んでもらうようになったばかりの駆け出しの頃。 スタジ …
-
-
歌を学ぶ人の3つのステージ
私は歌を学ぶ人には、 3つのステージがあると考えています。 ひとつめは楽器として …
- PREV
- こんなに欠点はあるけど、自分はそれほど無能なわけじゃない。
- NEXT
- 自分の「スタイル」を持つ

