安心領域から出る
2015/12/20
「自分の年収は親しい友達10人の年収の平均だ」という説があります。
親しい人というのは、自分にとって、一緒にいて心地いい存在。
説明不要な共通の認識や価値観があって、
常識と感じることの基準が大きくかけ離れているような事は稀です。
友達や家族といった近しい人たちの価値観や行動が、
無意識に自分自身の価値観や行動の基準をつくりあげているわけです。
やがて、この無意識に育まれた価値観や行動が、
自分自身をつくってゆきます。
今の自分に不満があるなら、自分自身を変えたいと思うなら、
まずは人間関係を見直してゆくことも大きな成長のためのステップです。
居心地のいいレベル、居場所を「安心領域」と呼びます。
とりあえず、ここにいれば大丈夫。みんなとおんなじ。
恥もかかないし、無理もしないですむし・・・
そんな居場所は、けして自分自身を成長させてくれません。
みんなでなかよく、一緒にがんばろうの精神は、
時に、単なる傷の舐め合いになりかねません。
同じ価値観から抜け出られないと、何かをはじめたいと思ったときに、
「それは無理」「それは違う」と端から否定され、
足の引っ張り合いになることもしばしばです。
それは、その人たちの基準の中における「無理」であり、
他の基準を持った人たちからすれば、充分可能。
もしくは常識であるかもしれないのです。
また、その場所にいると優越感を感じられる、というのも安心領域です。
自分だけが周りより頭ひとつ前へ出ている、という優越感。
ここで安心してしまったら、絶対に上へはいかれません。
人は人間関係の中で、生き、成長していくもの。
自分自身を変えたければ、
「そんなのは無理」という人たちから離れ、
それを可能にしている人たちと付き合うべきです。
はじめは一所懸命背伸びしなければいけないかもしれません。
馴染めなくて、辛い思いもするでしょう。
すんなり受け入れてもらえないことも、もちろんあるでしょう。
でも、今の安心領域から出なかったら、何も変わらない。
なにも変えられない。
一歩前へ踏み出せば、世界が大きく開けることに気づくはずです。
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