キラキラ✨してなんぼ。
最近あんまり聞かなくなりましたが、少し前まで、
SNSで自分の毎日の生活が充実していることを強調する人は、
「リア充」などと言われ、
羨望の対象になるとともに、
「リア充を見せびらかす嫌みなヤツ」的な、
扱いを受けたりしていました。
そんな「リア充」バッシングのポストを読むたびに、
じゃ、どんな記事をアップすればいいの?
ってか、「充実していない日々」を、
わざわざ人にさらす意味はなに?
などと、考えたものです。
そもそも、私がSNSをはじめたのはバンドのプロモーションのため。
そのうち、それが会社やセミナー、
書籍などのプロモーションになり、
やがて、単純に書くことが好きで止まらなくなって。。
今では、純粋に自分というものの表現手段のひとつになりました。
自分を表現するという意味では、
パフォーマンスとおなじで、
それがBlogであろうが、FBであろうが、
twitterであろうが、
「こうありたい自分」を表現し続けることに、
何ら変わりはありません。
どんなに汗だくで、
すっぴんに近い顔にスニーカー履きでリハーサルをしていたって、
人前に出るときは、
バリッとお化粧と衣装でキメる。
それが私の「こうありたい自分」であり、
「見せたい自分」だからです。
もちろん、素顔を人前に出すこともあるでしょう。
でも、「素顔」というのは、
別に、よれよれのジャージや
ブラシもかけていない髪の毛に、
むくんだり、たるんだりした顔、という意味ではない。
どうしたらいいか途方に暮れたり、
あたしなんてどうせ・・・とへこたれたり、
もう疲れて全部投げ出したいと逃げ腰になったりしている自分を、
ありのままさらけ出すという意味でも、絶対にない。
人前に素顔を出すのなら、
いつ人前に出してもいいような、
素顔をつくる。素肌をつくる。カラダをつくる。
そして、マインドをつくる。
イケてない部屋で、
イケてない服で、
イケてない顔で、
人の悪口や家族の悪口や、
世間の悪口を言う。。。なんてのは、
私にとっては「素顔の醜い部分」であり、
人様の前で、わざわざお見せする類のものではありません。
どんなに毎日パソコンに向かって、
眉間に皺を寄せて、
口角下げまくって仕事をしていたって、
「ピンポン!」と人が訪れれば、
髪をささっと直して、ほほえみをつくる。
それが「ONの素顔」というものです。
SNSとの付き合い方は人それぞれですから、
それぞれの意見はあるでしょう。
人様の付き合い方に文句をいうつもりはありません。
私にとってのSNSは、
美しいものと美しい世界、そして美しい人々に囲まれて、
強く、知的に、したたかに、そして激しく生きる、
「こうありたい自分」を表現する場所。
まだまだとんがってまいります。
コアでマニアックなネタを中心に不定期にお届けしているヴォイトレ・マガジン『声出していこうっ!me.』購読はこちらから。
関連記事
-
-
わかってないのは、そいつの方じゃないのか?
「自分のこと、めっちゃ美人だと勘違いしてる、ぶっさいくな女っているよね? &nb …
-
-
「これでいいのだ」ってとこまで追い込んだら「それでいいのだ」。
ひとつのことにのめり込んで、 のめり込みすぎて出口が見えなくて、 苦しくて仕方が …
-
-
センサー、壊れちゃったんですね。
先ほど、今日発行するメルマガを書き終えました。 今日のメルマガは、 『自分のカラ …
-
-
「○○っぽくないね。」と言われたときこそ、チャンス。
ハードなロックシンガーを目指しているのに、 「癒やし系だね」などと言われたら、 …
-
-
メイクに目覚める年齢 vs. あきらめる年齢
大学4年の頃、よく遊んでいた同級生の男子に、いきなり、 「っていうかさぁ、コサカ …
-
-
欲しい情報は、ありとあらゆるところにみつかる
「カラーバス効果」ということばをご存じでしょうか? 心理学用語で、 …
-
-
憧れを現実に変える力
中学に入学して、 生まれて初めて部活動というものをはじめた時、 同じ部活の高校生 …
-
-
不安を煽る「洗脳営業」に騙されない!
心が弱くなる時というのは誰にでもあります。 不安なとき。 自信が揺らいでいるとき …
-
-
「自分の名前」と、今一度向き合う。
作詞者は曲のタイトルを。 編集者は、本のタイトルを。 起業家は会社名を。 そして …
-
-
生きるって、信じることなんだ。
何年くらい前のことでしょうか。 世界の舞台で活躍した、某有名シンガーとお話をする …