キレたら負け
好戦的な人というのは、どこにいってもいるものです。
まず、仕掛けてくる。
自分の優位性を、先手必勝で認めさせようとする。
この挑発に乗ってしまうと、イタい目に遭います。
この手合いは、言い負かしても言い負かされても後味が悪い。
というか、どう進行しても、
握手して、笑ってお別れ、ということにはならないものです。
ここで大切なのは、
相手が仕掛けてくる目的は何かと言うことを、
冷静に見破ること。
相手の目的はどんな風に巧みに脚色されていても、
1.マスターベーション
2. 主導権を握るための威嚇
3. チームにおける保身
この3つのウチのどれか。
この手合いに一定の確率で出会うのは、
日頃、あまりにも人に恵まれている私たちにとって、
誰も彼もが自分に対して好意的とは限らないと言うことを、
定期的に確認するための、
まぁ、修行のようなものでしょう。
さて。
これらの方々に共通しているのは、
話に一貫性がない。
藪から棒に、言われのないことで攻撃してくる。
こちらの行動を全否定してくる。
自分がいかに正しいかということを延々と主張する。
そして、
実際は言うほど自信がない。
というところでしょうか。
経験上、こんな人たちにお目にかかったら、
まずは、相手の言動を全面的に認め、
受け入れる(努力をする)ところから入ることにしています。
一方で、揺るぎない自信を持ち続け、
断固とした態度を取ることも大切。
ことばを選びながらも、
確実に相手の胸に刺さるような、
重めのメッセージをきっちり伝えることも大事です。
その上でお互いのゴールの確認をします。
道筋や方法論が食い違っても、向かうゴールが同じなら、
そこに妥協の余地は生まれるかもしれません。
相手にゆずることで、よりゴールが近くなる可能性も、
模索する価値はあります。
しかし、ゴールが違っていたら、
必ずどちらかが去らなくてはならないタイミングが来ます。
そのコンセンサスだけは取っておく必要はありますね。
絶対にしてはいけないこと。
・相手の挑発に乗って、怒り狂って、あることないことを言うこと。
・反省したり、落ち込んだりすること。
・「至りませんで」と謝ったり、下手にでたりすること。
この手の人たちは、多かれ少なかれ病んでいます。
健全で元気な人たちから、エネルギーを奪いたいのでしょう。
だから、エネルギーを放出してはいけない。
冷静に。沈着に。
とにかく、頭の中をフル回転して、
素直に、シンプルに対応する。
あれ。
こいつ、やばい?
と思っていただけたら、もう大丈夫。
矛先はこちらに向いてくることはなくなる・・・はず。
胸張って行きましょう!
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