人に認めてもらえない3つの理由
趣味で、仕事で、コミュニティで、
認められたいのに、認められない。
自分は認められてしかるべきなのに、
なんだか扱いがよくならない。
こんな風に感じた時は、ついつい、
「自分の存在にまわりが気づいていないから評価されないのだ」
「自分の素晴らしさが、まだこの人たちわかっていないのだ」
という思考に陥りがちです。
だから、目立とうとする。
とにもかくにも、前に出て、注目されようとする。
人の目を引くような、奇抜な発言をしてみたり、
大きい声で話してみたり、
時に、わざと失敗をしてみたりもする。
力のある人にわかりやすく親しげにすり寄って行く人もいます。
しかし、こうした努力は、
自分の、人間としての評価を
(たいがいは悪い方向に)変えることはできても、
自分自身の仕事や作品の評価を変えることには、
絶対につながりません。
思うような評価が下されない理由は3つです。
1.自己評価が甘い。
2.自分の真価をきちんと表現できていない。
3.アピールしているコミュニティが違う。
この順番で検証し、再考し、
修正していかなくてはいけません。
自分の行動や作品の精度、価値を、的確にジャッジする力。
音楽のみならず、
どんな芸術活動においても、
仕事においても、必要不可欠な能力です。
この能力なくしては、自信は「単なる勘違い」。
「イタいヤツ」と影で噂される、憂き目に遭います。
卑屈にならず、疑心暗鬼にならず、
正しい自己評価を身につけ、
行動や作品の精度を上げていくこと。
それこそが正しき学習です。
ここに自信を持てるなら、次に疑うべきは2.でしょう。
つまり、わかりにくい。
伝え方が悪い。
こうしたときに陥りがちなのは、
「どーせ、ヤツらにはわかんないんだ。」
とくさること。
どんなに美味しい、上等な料理でも、
犬用のお皿に乗せられて、
ばしっと目の前に放り出されたら、
誰だって見向きもしません。
まぁ、これは、極端なたとえですが・・・
伝えたいことを、ちゃんと伝えるためには、
その方法があるということです。
まっとうな評価を受けたければ、
伝え方、表現方法を学ぶこと。
このスキルがないために、
埋もれてしまう人が実にたくさんいるのです。
この2つは、完全にクリアできているのに、
それでも認められないなら、
もしかしたら、アピールしている相手、
コミュニティが違うのかもしれません。
実際に、職場を変えたらいきなり出世した、
音楽のジャンルを転向したら、
急にスターになったという人もいます。
今いる場所に見切りをつけて、撤退して、
新しいコミュニティを開拓する勇気を持つことも、
時に必要なのです。
ただし。
1.や2.のプロセスをがまんできずに、
認められないからと、
次々コミュニティや所属場所を変えていたのでは、
一生、他者に認められることはありません。
自分に本当の意味での自信を持てない人に多いパターンです。
これは無理、これではダメと、
さっさと方向転換したり、
1から別のことをはじめてしまう人も同様です。
人の、自分に対する扱いを変えたいなら、
人から認められたいなら、
自分自身を変えるしかないんです。
変えられる、もっとやれると、
自信を持つしかないのです。
学習、行動、そしてがまん。
華やかに活躍している人こそ、
そんな地味な繰り返しに耐えているんですね。
まだまだ、修行です。
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