大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

2018年を振り返ってみた。

      2019/08/15

おかげさまで、本日、仕事納めをいたしました。

年齢と共に時間の流れを速く感じるようになってきたものの、
いっくらなんでも今年は1年が短すぎて、
未だキツネにつままれたような気持ちなので、
ざっくり1年のカレンダーを見返してみました。

毎月平均30本ほどのプライベートレッスンと週2本の大学。

加えて今年は、
若手育成や舞台準備のためのワークショップや
アイドルグループのレッスンを外部スタジオで月5〜6本担当。

MTL12の第5期。そして第6期。

はは〜ん。
物理的にだいぶ忙しかったようです。

インストラクター養成コース3期目=第2期もスタートしたし、
富山や鹿児島、東京でワークショップもやった。

MTL x Fabtracksのコラボ企画も立ち上げた。

MTLパフォーマーズクラブ2018も盛り上げた。

公認インストラクターズや新インストラクターズのための、
クレドづくりや、研修制度も組み立てたし、
創立10周年の記念品もつくったりした。

テレビ東京の番組にも何度か出させてもらった。

そして、(インストラクターズのがんばりのおかげで)
台風の中、MTLライブ2018も成功をおさめた・・・

そんな中、メルマガ365を書き続けながら、
トレーナーとしての言葉と、
コミュニケーションの修行を積んできました。

ありがたくも、大充実の1年だったわけですが、
今年最も嬉しかったのは、
Dazy’sの1st.アルバムをリリースできたこと。

仕事の合間の歌詞書きや、
ヴォーカル録りは、なかなかにハードではありましたが、
ジェフ夫さんが最高のアルバムに仕上げてくれて、
これ以上ないくらいの「やった感」を感じました。

ライブはと言えば、
BEPP20周年ではカースケさんが、
Dazy’sレコ発では向山テツさんが相次いで病に倒れ、
メンバーの都合で鹿児島VSOPも実現せず・・・
完全燃焼とまではいかなかったけれど、

ジェフ夫さんとのユニットMaybe’sを立ち上げられて、
山内薫さんとともに、
東京、鹿児島と3本もライブが実現したし、

長いこと歌っていなかったR&Bやソウルばかりを歌い倒す、
セッションバンドのリハーサルも着々と進行しているし。

久しぶりに、
ヴォーカリストとしての自分と
向き合った1年でもありました。

 

春には、デイジーさんの具合が急激に悪くなり、
そこからの看病やお見送りまでの日々。

2人きりになってからの寂しいお花見。夏休み。

そして秋からは一転、
ルーシーさんを迎え、
ドタバタながらも楽しい日々。

ワンコ事情で、予定していた海外にこそ行かれなかったけれど、
私生活でも、いろいろなことがあり、
楽しいこともたくさんありました。

 

今年1年も、

家族や弟子たち、受講生のみなさん、
クライアントさんやミュージシャン仲間たち、
師匠やメンター、友だち、生徒たち・・・

どれだけたくさんの人たちにささえていただいたことか。

どれだけたくさんの笑顔や、
素敵な声にエネルギーをもらってきたことか。

どんなに感謝しても、
感謝し過ぎることはありません。

本当にありがとうございました。

ことばにはできない感謝の気持ちは、
来年からの私の行動で表していくつもりです。

まだまだ道半ば。夢半ば。
欲張りといわれようが、
身の程知らずと言われようが、
2019年も駆け抜けます。

来年の今日という日に、
もっともっと充実した、感謝の言葉を綴れますように。

私MISUMIも、そしてMTLも、
めいっぱい精進いたしてまいります。

 

2018年もありがとうございました!

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 - MISUMIの日記&メッセージ, My History

  関連記事

譜面台を立てる時のチェックポイント〜プロローグ〜

こちらのブログで繰り返し語っているように、 「ヴォーカリストたるもの、 人前で歌 …

「プロになりたい」

あれは大学卒業を間近にひかえた頃だったか。 プロということばに、もう、とにかく憧 …

時代が変わって、「歌が好き」という人たちの思いは、 どれだけ変わったのだろう。

「困ったことがあったら本屋へ行け。 自分が困っていることは、他の人も同じように困 …

直感に突き動かされて、崖から飛び降りる

行動のきっかけは、いつだって、 ちょっとした思いつき、衝動、閃き、出来心。 即断 …

人生の値段、おいくらですか?

おとなになってから、自己投資をいくらしたかが、その人の価値を決める。 そんなこと …

頭を2針縫いましてん。

3日ほど前の夜中のことです。 打ち合わせと称する飲み会からの帰り道、 ジェフ夫さ …

年齢を公表するか、否か問題

むか〜し、 一緒にツアーを回っていたダンサーの子とおしゃべりするうちに、実は彼女 …

多感なこどもたちにジョークは通用しない

小学生の音楽の授業のときの話です。 「ではこの曲を、誰かに歌ってもらいましょう。 …

あぁ、あこがれの「ビッチ感」

人にこう見られたい、というイメージと、 実際の自分自身が人に与えるイメージに開き …

何を言うかじゃなくって、どう言うかなんですっ!

自宅にいきなりかかってくる営業電話が大嫌いです。 外装会社、貴金属の買い取り、健 …