大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

それでも私は行かねばならぬ。

   

意味なんかない。
意義だってない。

誰かのために、というわけではない。
自分のために、というわけでさえない。

何の得にもなるわけじゃなし、
損得勘定、電卓叩けば、
むしろ損だと言えなくもない。

それでも私は行かねばならぬ。
訳(わけ)などいらない。
行かねばならぬ。

どんな理由も言い訳も、
したり顔した大義さえ、
色褪せるほど強烈に
突き動かされる情熱に

行かねばならぬ。
行かねばならぬ。
何をおいても行かねばならぬ。

誰待つわけでもない場所に、
何を求めるわけもなく、

胸かきむしられる衝動に
この身を委ねる恍惚に

どんな思考も退けて、
後ろ髪さえ断ち切って

行かねばならぬ。
行かねばならぬ。

命尽き果てる瞬間に、
どんな悔いさえ残さずに、
あなたに別れを言うために。

煌めくような一瞬を
1秒残さず生き切くために。

1年8ヶ月ぶりに開講!【ダイジェスト版MTLヴォイス&ヴォーカルレッスン12】。お申込み受付中!

 - Life, MISUMIの日記&メッセージ

  関連記事

人生はリハーサルのない、1度限りのパフォーマンス

ひとりのミュージシャンの生涯には、 どのくらいの苦悩や葛藤、挫折があるのでしょう …

自分自身こそが「最も手強いオーディエンス」だ/『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』

「観客のことは意識しないことにしている。 クリエイトするときはいつもそうだ。 ま …

人は、人を「育てる」ことはできない。

レッスンを担当しているシンガーたちが、 ぐんぐん成長していく姿を見るのは、誰だっ …

スキマ時間が自分をつくる

大学の新学期がはじまりました。 毎年、新学期がはじまってから数週間、 大学の授業 …

「ありのまま」ということばを免罪符にしない。

作品でも、パフォーマンスでも、 作り込むより、パッションが大事とか、 ありのまま …

「妄想」は所詮「妄想」です。

小学校1年の終わりに急性腎炎で、2ヶ月ほど入院し、 (今となっては理由は定かでは …

ミュージシャンに、定石も王道もない!

「MISUMIさんは、何才から歌っているんですか?」 「やっぱり楽譜が読めないと …

「最高の一瞬」を刻むのだ!

人と時間ってのは不思議なもので、 好ましい現時点から、それが終わりとなる未来のあ …

「学び」とは、夢を叶えるためにあるのだ。

「先生はさぁ、こどもの頃、何になりたかった? パイロット〜?それとも、プロ野球選 …

音楽は進化を続けている

「最近どんなの聞いてるの?」 若いアーティストたちのカウンセリングで、 彼らの好 …