「知ってる」だけで「わかった気」にならない。
「知識欲」こそが「学び」の基本。
「知りたい!」という気持ちが湧かなければ、
あふれるような情報も、
すべて自分の前を素通りしてしまいます。
「知りたい!」という気持ちはアンテナのようなもの。
アンテナがぴきーんと立つと、
必要な情報が集まってくるだけじゃなく、
それまで、なんの関係性も見出せなかったことが、
いきなり、自分の興味の対象と繋がりはじめます。
「キミの歌にはグルーヴが感じられないんだよね。」
と言われて、まずはグルーヴをググるのは、
誰でもすること。
そして、多くの人がそこで満足してしまいます。
しかし、これは、
「グルーヴとは何かを、こんな風に説明する人がいる」
という知識を得たに過ぎません。
真の目的は、
「グルーヴとはなにか」が自分の腑に落ち、
最終的には自分で表現できるようになること。
そんな気持ちで、アンテナを立てると、
集まる情報のクオリティや深さがぐっと変わってきます。
グルーヴということばは、
やっぱり黒人音楽から来ているらしい。
黒人のリズム感って何が違うんだろう?
そう思えば、
Youtubeで黒人の演奏しているシーンを探したり、
そのリズムの感じ方を研究したりします。
街を歩く黒人を見かけると、
その歩き方に目が行くようになります。
洋画で、黒人が登場すると、
その話し方や、ことばのリズムに耳が行きます。
アンテナの立て方次第で、
有益な情報が一気に自分に向かって流れこんでくるようになるのです。
いや、
あふれかえる情報の中から、
有益なものをピックアップしてくれる、と言う方が正しい。
腑に落ちない情報は、単なる二次情報です。
知る→理解する→できる。
ここがゴール。
中途半端なところでわかった気にならず、
徹底的に、追いかけたいものです。
◆【ヴォイトレマガジン『声出していこうっ!me.』】
ほぼ週1回、ブログ記事から、1歩進んだディープな話題をお届けしているメルマガです。無料登録はこちらから。バックナンバーも読めます。
関連記事
-
-
歌の才能。
はじめてトレーナーのお仕事をしてから、 かれこれ20年。 下は小学生から、上は7 …
-
-
ネックの曲がったギター vs. 姿勢の悪いヴォーカリスト
姿勢やフォームが悪いヴォーカリストは、 ネックの曲がったギターに例えるのがもっと …
-
-
「育てる」んじゃない。「育つ」んだ。
「あいつは俺の弟子だったから。あいつを育てたのは俺だよ。」 有名人や、一流の人た …
-
-
「音楽」という流れをつかむ~Singer’s Tips #15~
一音にこだわる。 1ポーズにこだわる。 歌も踊りも、 重箱の隅をつつき倒すように …
-
-
歌の練習で絶対にはずせない3つのポイント
連日、ご好評をいただいてます、『デモをつくろうシリーズ』。 今日は6回目です。 …
-
-
「気づけない」から上手くならないってことに早く気づく。
中学1年の夏休み、 長年の夢だったピアノを、 やっとの思いで買ってもらいました。 …
-
-
ピッチの悪い歌が致命的な理由
音楽はピッチ(音の高さ)という概念があるから成立するもの。 どんなにリズム感がよ …
-
-
「切り際」で、歌は素晴らしくも、へったくそにもなる。
昨日、「音の立ち上がり」は、 歌い手の声の印象を大きく左右する、 というお話をし …
-
-
カラダを楽器に「最適化」する。
「タマゴが手の中にあるように、 そーっと鍵盤の上に指を乗せるのよ。」 中学になっ …
-
-
「ツボ」をはずした練習は、単なる自己満足であり、時間の無駄。
実は私、とっても足が遅いのです。 いきなり、しかもB面で何を言い出 …
- PREV
- 音楽ソフトが使いたい!でも、PCが苦手?
- NEXT
- 「自分らしさ」ってなんだ?
