大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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雑念チェーンをぶった切る!

      2015/02/15

練習や課題に集中できないとき、どうしていますか?

凡人には雑念がつきものです。

練習しようと思って部屋に入ったら、部屋が乾燥していることに気がついた。
そういえば、そろそろ、加湿器を出さなくちゃ、と、
加湿器を探しにクローゼットの扉を開ける。
すると、洗濯屋に持っていかなくちゃいけなかった勝負服が、
そのままかかっているのを発見し、次にその服を着る予定にしていたイベントが、
いつだったかをチェックするために、パソコンに向かう。
パソコンを開けたら、知人から、先日の仕事の内容確認のメールが届いていて、
チェックするためにフォルダーを探す。
ところが、どうもフォルダーの名前のつけ方がうまく行っていないせいで、
検索に時間がかかる。
こういうときって、フォルダーの名前のつけ方、どうしたらいいのかな?
などと、ググろうと、インターネットを立ち上げたら、
Yahooニュースに気になる記事が・・・

多かれ少なかれ、誰もが経験する、雑念チェーンです。

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そうこうしているうちに、夜になり、お腹が空き、家族が帰ってきて、
あぁ〜あ、今日も練習できなかったなぁ。。。となるわけです。

練習時間を犠牲にしても、なにかやり遂げたという感覚が残ればいいのですが、
雑念チェーンに捕らわれて動いてしまうと、
結局、今日、何してたんだっけ?となってしまう。
もったいない時間の使い方ですね。

こんな雑念チェーンをぶった切る方法は、非常にシンプルです。

メモること。

「今、これに集中しよう」と決めたら、その他のことはすべて雑念です。

雑念は、「後で、後で」と思うほどに、気になるもの。
心のどこかで、「忘れないようにしよう」という意識が働くからなんですね。

目の前にメモとペンを用意して、練習や課題に取り組むことで、
ふと頭によぎった雑念をメモして吐き出してしまう。
これが一番効果があります。

ありがちな、「歌っているうちに、曲が思い浮かんだ」
「歌詞ができてしまった」というときにも、このメモは活躍します。

このとき、携帯をメモ代わりに使うのはお勧めできません。

若者は携帯を好むようですが、携帯そのものが雑念BOXのようなもので、
そこにはメールやらラインやらメッセージやら、
ありとあらゆる情報が、時を選ばず流れ込んできます。

練習しようと思うときは、携帯は機内モードにして、
バイブすら鳴らないように設定すべきなのです。
履歴はちゃんと残るので、心配はいりません。

頭によぎったことを全部メモって、吐き出してしまえば、
後は、目の前のことに集中するだけです。

練習を、短時間で確実に結果の出せるものにするために、
ぜひ、実践してみてくださいね。

 

 

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