大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

脱・発信ジャンキー。

      2022/12/25

2020年の仕事納めから、
本年の仕事はじめである昨日まで、
意識的に発信断ちをしていました。

 

発信することが仕事の一部になっている人は、
みな、同じとは思いますが、

Blog、メルマが、Facebook(アカウント2つとグループひとつ)、
Twitter、RadioTalkにYoutube、そしてホームページ。

好きでやっていることとはいえ、なかなかのボリュームです。

 

やりたいときだけやっているつもりではありますが、

突発的に、メルマが365宣言とか、
ブログ1年無休宣言とかしちゃうこともあって、
気づけば発信ジャンキーのような生活に。

雑紙のエッセイや、セミナーの原稿、
さらには個人的に書きまとめたいものもあって、
文字通り、のべつ幕なしで、
なんかしら書いたり、発信したりしています。

 

「よくそんなに書くことあるね」と言われるんですが、
私にとっては、
「しかし、よくしゃべるね」と言われるのとおなじことで、
(これも、ホントによく言われます)
まぁ、そういう性分ではあるわけです。

しかし、ちょっと待て。

そんな自分にブレーキをかけてみることにしたのです。

だってさ。
どんなにおしゃべりな人だって(これ、あたし)
ひっきりなしにしゃべっていると、

気づけば同じことばっかり言ってたり、
中身のたいしてないことも、膨らましてネタにしてみたりして、
だんだんエネルギーダウンしていくもの。

 

さらに言えば、

繰り返し思い返して、語り続けることで、
常に機械油を差し続けているみたいに、
妙に滑りよく、取り出せる記憶や思考がある一方で、

一度も記憶に上らない、
鍵のかかったような出来事が、
実はたくさんあるのではないかと、
思い至りました。

 

だってさ。
かれこれ半世紀も人間やってるのに、
繰り返し繰り返し意識に上り、
文章のネタになっているのは、
私の人間時間の、
ごくごく一部だと感じるわけですよ。

「声出していく」のも、たいがいにして、
のべつ幕なしに油を差して取り出していた思考を、
今度はちょいとしまい込んだら、

鍵をかけたまま、さび付かせている記憶が、
ぽいっと飛び出してくるんじゃないか。
そんな期待もあったりします。

 

実際、発信ジャンキーをやめてみると、
やっぱり時間ができます。

本を読む時間もできるし、
で、やっぱり、ものを書く時間も増える。

結局書いているわけなんだけど、
これは、ダイレクトに人に見せるものじゃないという気楽さもあって、
思いがけない発想も出てきたりします。

こんな世の中だからこそ、

一意専心。
ひとつひとつの仕事に集中して、
自分のエネルギー総量を少しずつ上げていくこと。

今年の一番大きな目標は、これです。

そんなわけで、また少しずつ、熱量アップしていきます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

 

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 - MISUMIの日記&メッセージ

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