「自分基準」を育てる。~Singer’s Tips #3~
「本当に実力がある人」って、
今、自分が何をしているか、
確実に理解しているものです。
英語的に言うと、
“He knows what he is doing.”
1曲歌い終わった後に、
「何小節目の●●ということばを噛んだ。」
「Bメロの後半が乱れた。」
「インターのフレーズはなかなかよかった。」
・・・など、
どんなに夢中で歌っていても、
かなりな精度で、冷静に、明確に、
自分で自分の歌をジャッジしているもの。
そして、歌いながら、
微調整を加えているもの。
その日の自分のコンディションがわかっているし、
コンディションが悪いなら悪いで、
最低限のお仕事をするには、
どうすべきかということもわかっている。
言い換えれば、
こうした判断力、対応力、対処力を身につけることこそが、
取りも直さず、プロとなるための修行と言えます。
イケてないうちは、
自分基準が甘いので、
「自分ってどうなんだろう?」と迷ったり、
自信があるのに、周囲に評価されず、
ストレスがたまったり。
とにもかくにも、
「自分基準」を育てる。
ここがスタートであり、ゴールなんですね。

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