未来の自分を信じる~Singer’s Tips#29~
2021/05/17
自分がオーディエンスだったら、
どんなシンガーを見たいか?
どんな歌を聴きたいか?
常にその基準に立ってパフォーマンスをする。
その基準を満たせるように準備する。
アーティストたちに繰り返し伝えてきていることであり、
私自身の指針でもあります。
自分が描く理想以上の自分にはなれません。
自分がよしとする以上のパフォーマンスもできません。
最高の自分になるためには、
最高の自分を思い描けなければダメなのです。
今の自分を信じられないなら、
未来の自分を信じる。
この信念が、自分を前に進めてくれます。
他者に基準を求めると、
この「理想」が見えないのです。
自分はどんな風に見られているか?
ちゃんとできるか?失敗しないか?
自分にこんなことを成功させる力はあるのか?
他者からの評価や数字ばかりが気になる。
不安になって、誰かに助けを求めたり、
余計なことに手を出したりする。
特別なことを起こせるのは、特別な力がある人だけと、
思い込もうとすることで、自分を守りたくなったりもする。
所詮、みんな、おんなじ人間です。
この大前提を疑ってはいけない。
素晴らしいパフォーマンスができるのは、
そのように生まれついたからではなく、
素晴らしいパフォーマンスができるように、
自分を育てたから。
不安な時も、苦しい時も、
自己嫌悪に苛まれた時も、
揺るがぬ自分の理想を描きながら、
ただ、黙々と、歯を食いしばって、
ひとつの道を歩み続けたから。
手の届く理想を描くのじゃなく、
理想に手が届く自分をつくる。
それがたとえ盲信だとしても、
信じる人しかゴールにはたどり着けないのです。

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