大槻水澄(MISUMI)ブログ 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

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オーディションは「試験」でも「試合」でもない!

   

いわゆる「オーディション」というものを受けたのは、人生で2回だけ。

どちらもものの見事に玉砕し、しばらくトラウマを引きずりました。

 

「どーせ、あたしなんか、へたくそだから、プロになれないんだ」

「どーせ、あたしはルックスが悪いから選ばれないんだ・・・」

 

オーディションに落ちたりすれば、誰だって自己評価が下がるもの。

そんなときは思いきり、自分のコンプレックスが刺激され、
自信を失い、ときには、なにもかもが嫌になったりします。

しかしです。

 

業界に長くいますとね、

というか、長いこと人間やってますとね、

 

オーディションというのは、試験や試合とは違う。
点数をつけて、勝敗を決めるものではないのだ、
ということがわかるようになります。

オーディションは、むしろお見合い。
相手がどんな人か見て、自分に合う、合わないを直感的に判断するもの。

 

 

どんなにハンサムで頭がよくって学歴も家柄も申し分なくって、
年収もたんまり稼いでいたって、
なんか違うなぁと感じたら、その先には進めません。

反対に、どう見てもルックスイマイチで、
世間的に見たら、ちょっとやめておいた方がいいような危険な人でも、
ズドンと心を射貫かれたら、もうどこまでも突き進んじゃう。

だから、オーディションに落ちたら、
「あぁ、相性悪かったのね」、
もしくは、「タイミングが今じゃなかったのね」、
くらいに割り切って、「次!」と切り替えるのが一番なのです。

 

私が生まれて初めて受けたオーディションのお話をしましょう。

 

友達に誘われて受けた、そのオーディションは、
ディズニーランド内で演奏するバンドを探すためのものでした。

今なら、ディズニーが求めそうなイメージはざっくりつかめていますから、
オーディションでどんな曲を演奏すべきか、
どんな衣装で、どんな声で歌ったらいいか、手に取るようにわかります。
おそらく、自分には向いていないと、最初から敬遠したでしょう。

 

しかし当時は、「オーディションは試験だ」くらいに思ってますから、
とにかく、自分が得意な曲を徹底的に練習して、
必死にオーディションに臨んだわけです。

歌ったのはR&Bをロック調にアレンジした曲。
途中、激しく盛り上がったります。

あんな曲、あんな歌、ディズニーランドで演奏されていたら、
私なら、眉をしかめます。
こどもなら、泣き出すか、よくても、耳をふさいで通り過ぎるでしょう。

 

おわかりですね。

オーディションを受けるなら、
相手がどんな人を探しているのか、
その人になにを求めているかを、きちんと把握すること。

 

そして、落ちたら落ちたで、さくっと切り替えて、
次へ進むこと。

 

 

自分に合う、相性のいい人は必ずいるものです。

めげずに、出会いの機会をたくさんつくることです。

 

もちろん、お見合いでも、オーディションでも、
自分を最高に魅力的に見せる努力は怠ってはダメですよ。

2190840 - mid adult caucasian couple dining in a restaurant with blindfolds over eyes.

 

 - デモをつくろう!, 夢を叶える

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