時間には密度があるんだ
今日のレッスンで、
「10000時間の法則」の話をしました。
じっと聞いていた彼。
まぁ若いんで、5年とか10年とかが、
気が遠くなるくらい、遠く感じるのでしょう、
「10000時間やらなくても、あるレベルに達することができる人っていますか?」
と言います。
「もちろん、いるよ。
反対に、密度の薄い10000時間を漫然と過ごせば、やっぱりダメだよね。
毎日学校に行って、勉強するでしょ?
本気でやれば、君たちの若さなら、
学校でやってることなんか、
予習も復習もしなくても、全部頭に入るはずだよね?
でも、そこにただ座っているだけ。
先生の言っていることをなんとなく聞いているだけ。
これじゃ、何万時間やったって、やっぱりモノにはならない。
時間には密度があるんだ。
単に、好きとか、
あっという間に時間が過ぎるって、だけでいいなら、
後10年くらいしたら、みんなゲームやSNSのプロになってる。
でも、なれないんだよね。
過ごしている時間の密度が大事。
そして、それに気付ける人は、ほんっとに少ない。」
まだまだ幼さの残る彼の胸に、
時間の大切さがどこまで響いたかは、わかりません。
最後に、
「きっと、この日のことを思い出す日がくるよ。」
と言うと、考え深そうなようすで帰ってゆきました。
どんなおとなになるんだろう。
その時、自分はどこでなにをしているのだろう。
時間は不思議です。
以前書いた記憶のある「10000時間」の関する過去ログを掘っていたら、
ふふふと笑ってしまうくらい強烈なやつがみつかったので、
よかったら、こちらも。

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