フェンダー持ってる小学生?/カラダという楽器の価値とポテンシャルをちゃんと知る!
年明けくらいから、ご新規の若手アーティストたちが、次々とやってきてくれる雰囲気が急激に戻って来ているようで、嬉しい限りです。
うちに集結する若者たちは、ほとんどが業界関係者さんのご紹介ですから、そのポテンシャルも、周囲の期待度も高い子ばかり。
それでも、この「虎の穴」に送り込まれてくる理由はあります。
理由の詳細はさまざまですが、平たく言えば、みんな、「惜しいんだよなぁ」。
曲もいい、声もいい、センスもある。
こんなにいい要素がそろってるんだから、「もっといい歌、歌えるはず」「もっと聞く人の胸に迫るはず」。
原因の9割は、自分のカラダという楽器のポテンシャルを生かし切れていないこと。
身長だって170センチ〜180センチ、時にはそれ以上もある立派な楽器を持っているのに、15センチくらいの楽器を扱うように、自分という楽器をつかっている。
そんな人たちを私、「フェンダー持ってる小学生」と呼んでおります。
ちまたの天才小学生はともかく、ごく普通の小学校低学年のこどもにギターをほいって渡したら、どうなると思います?
ギターでチャンバラする。(チャンバラは死語か?)
ギターをまな板におままごとする。
弦のとこ持って、ヨーヨーする。(え?死語?)
お菓子食べたべったべたの手で触りまくる。
おもちゃ箱に放り込む。
ビート板の代わりにプールに持ってったりする。
うんもぉおお。
昨日、新たにやってきた、若干21才のギターヴォーカル男子。
彼の持っていたのは、ただのフェンダーじゃありません。高級フェンダー。
それなのに、やっぱり小学生並みにしか、その価値とポテンシャルをわかっとらん。
若い男子には、ついつい厳しさも3割増しになってしまう、あたくし。
激しいレッスンを、終始嬉しそうに、めっちゃガッツを持って受け続けてくれた彼。
最後にはニマニマしながら「いやぁ。1日で、これ、やばいっす」とご満悦なようすでレッスン室をあとにしました。
将来有望と見た。
熱烈応援します。
■無料メルマガ『声出していこうっ!』。
ブログから踏み込んでディープなお話や、セミナーや講座、スクールなどの情報もお届けします。ご登録いただいた方全員に、『朝から気持ちい声を出すためのモーニングルーティン10』をプレゼント。バックナンバーも読めますのでぜひ。ご購読はこちらから。

関連記事
-
-
世界観を限定するほど、多くの人に刺さる!
先日『THE GUILTY ギルティ』というデンマーク映画を見ました。 あまり詳 …
-
-
「お前は一体、どんな行動をして、今の状況を気に入らないと言っているんだ?」
週末なので、インサイドストーリー的お話を。 生まれて初めての音楽の仕事は、音楽学 …
-
-
自分にない価値観を学ぶのが学習ってもんだ
大学で2年生のアンサンブルという授業を担当しています。 用意された課題曲を、 楽 …
-
-
起きてみる夢 寝てみる夢
「うちの子、声優になりたいって言ってるんですよ、先生」 そんなお母さんの相談を受 …
-
-
ボイトレで笑顔も輝く!
昨日とあるセミナーで、 以前マジカルトレーニングラボのマジトレBIZ6Daysと …
-
-
「表現したい」という欲求は、 それが可能な人にのみ与えられるエネルギー。
「クリエイティビティの源は何ですか?」と聞いたら、 「リビドーですよ」と答えたア …
-
-
「プロになりたい」
音楽学校に通いながら、 バンドでのライブを中心に活動していたアマチュア時代。 「 …
-
-
「自分ばかりがちっともうまくならない」~Singer’s Tips #2~
練習をやってもやっても、ちっともうまくない。 まわりのみんなは、どんどん上達する …
-
-
「やるっ!」と決めた時から、旅ははじまっている。
「がまん」という言葉が嫌いです。 やりたいことこそ、やるべきことで、 やりたくな …
-
-
ティーンエイジャーという名の憂鬱
プライベートレッスンでは、事務所さんやレコード会社さんから、活躍中のアーティスト …
- PREV
- 「完コピって、どんな曲したんすか?」
- NEXT
- 「伝えたい」が伝わると、マジでうるうるします。
