大槻水澄(MISUMI) Blog 『声出していこうっ!』

ボイストレーナー大槻水澄(MISUMI)が、歌、声、音楽、そして「生きること」をROCKに語ります。

*

ボイトレの一番大切なレッスンは3時間で終わる。

      2022/12/25

ボイトレの一番大切なレッスンは3時間もあれば終了してしまう、
超シンプルなもの。

そうそう。
姿勢を正して。リラックスして。お腹で呼吸して。っていう、あれですよ。

でもね、その3時間が、実に一生モノの大切な知識の宝庫であるわけです。
どんなアーティストも調子を崩したらここに戻ってくる。

いい姿勢って簡単!つまり、人間のカラダはどんな風に創られていて、
どう使うのが正しいか。
そこを確認するだけなんです。

その超シンプルな一生モノの知識を、なぜかみんな見失う。

ホームランをバカスカ打っていたバッターが突然打てなくなる、みたいなことが、
普通に起きる。

ボイストレーナーってのは、そんなときに登場して、
カラダのリセットボタンを押す役目の人なんですね。

誰かの声をよくするとか、声を変えるとか、
そんなことおこがましい。
だってみんな最初っから完璧な声を持ってるんですから。

 - MTL, 声のはなし

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


  関連記事

カラダという楽器 〜 Singer’s Tips #9 〜

ピアノでも、ギターでも、 「さぁ、弾こう」という前に、 弾き手が必ずするのがチュ …

声の変化の分岐点を探す

今日のA面ではダイエットの話を書きました。 自分のカラダの変化の分岐点を見つける …

自分というエネルギーを全身全霊で表現するのだ。

声はエネルギー。 だから、自分という人間のエネルギーを全身全霊声にして、 聞く人 …

声の優先順位が低いなら、気にしないのが一番。

「自分の声の印象って、どうなのだろうと気になる」 という人はたくさんいるのに、 …

「完璧なパフォーマンス」ができても、「蚊の鳴くような声」じゃ、やっぱりダメなのよね。

ずいぶん前のことになります。 あの子、歌がめっちゃ上手いんですよ〜。 素晴らしい …

声の温度。歌の肌触り。音の匂い。

ボタンひとつで音色を自在に変えられる、 いわゆるデジタル・シンセサイザーが登場し …

「ちゃんと鳴らす」ってなんだ?

こどもの頃、 メトロノームを力まかせに揺り動かして、 振り子のスピードを速くさせ …

誤解だらけの「ロック声」。そのシャウトでは、危険です。

ハスキーで、ひずんだ感じの、 いわゆる「ロック声」には、いろいろな誤解があります …

「人前で歌うのが怖い」?

人前で歌う事に恐れを感じる人が多いのは、なにも日本人だけの話ではありません。 & …

10周年によせて

2008年8月8日、マジカルトレーニングラボ(株)を設立しました。 右も左もわか …