前途洋々な若者に思わずアドバイスしてしまう5つのこと
時間は年齢とともに加速する。
噂には聞いていたけど、
そして、20代、30代の頃も、それなりに速いと感じていたけれど、
いやはや、
年々、焦るほど、時間の経つのが速くなっています。
「今年こそ、この目標を叶えよう!」
・・・と、気合いを入れて取り組んで、気づけば3年とか。
「連絡するって約束したきりになっちゃった。この間会ったのいつだっけ?」
・・・が5年とか。
いやいや。
しばらくぶりに会った友達の赤ちゃんが、
いつの間にか高校生になっていた、なんてことだって、普通にある。
この加速感は、やっぱり実際に年を重ねないとわかりません。
私自身は、「生き急いでいるんじゃないか?」と言われたくらい、
いや、今も言われるくらい、
とにもかくにも、人生を詰め込んで生きて来ました。
徹底的に詰め込んで、
時に、詰め込みすぎて息切れしたりしながら、やってみて、
それでも、
(「何にもしない平和な時間を過ごす」ということも含め)
やり切れなかったことがたくさんあります。
後悔する余地のないくらい、振り切って生きてきても、
まだまだやり残していることがたくさんある一方で、
時間はどんどん加速していく。
なかなかに恐ろしい感覚です。
よく亡父が「少年老い易く学成り難し」と言っていた意味が、
やっとわかるようになりました。
さて、今日は、そんな私が、
『前途洋々な若者に思わずアドバイスしてしまう5つのこと』。
1.どんなときも、「すべてが可能だったら」という前提で将来の夢を語ること
制限付き、条件付の夢を描く癖はやめましょう。
自分の夢を制限してしまえば、それ以上先に進めることは滅多にありません。
人間は思い描ける未来しか実現できないからです。
どんなに不可能そうに思えることでも、
可能であるという前提に立って考え、行動すれば、必ず、道は開ける。
そう考えるのが「夢を見る」ということです。
2.頭ではなく心に従うこと
正解はいつだって自分の心が知っています。
心からワクワク、ドキドキすることにふたをして、
計算尽くで人生を歩もうとすれば、必ず、どこかで歪みが来ます。
Don’t think,Feel。
まさに真実です。
3.外国語を学ぶこと
「外国語を知らない者は、母国語のことも何も知らない」
とは文豪ゲーテのことばです。
海外にどんどん出て、広い世界を見ることは、
もちろん、やって欲しいことのひとつでもありますが、
同じくらい、1カ国語でもいい、外国語をきちんと理解することが、
本当の意味で、外国の、そして母国の「文化」への理解を深めてくれます。
ちなみに、私が(そして多くの人が)最も役に立つと感じているのは、やはり英語。
英語は世界へのパスポートです。
4.自分の人生を人のせいにしないこと
「親に反対されたから」
「家庭の事情で・・・」
どんな状況であっても、進む道を決めるのは自分自身です。
例え、そのときはうまく進めなくても、
あきらめる、あきらめないは人ではなく、自分の選択。
だから、結果もすべて自分の責任です。
自分が選んだ道じゃないと、人は結果に納得できないものなのです。
5.行動すること
思い描くだけで夢が叶うのはSF小説の世界だけです。
とにかく、行動すること。
人と、社会とに積極的に関わること。
多くの人を巻き込むこと。
人生を変えるなら、これしかありません。
いかがでしょうか?
時間が加速しはじめる前に、どこまで進めるか。
限りある時間を、一瞬一瞬味わいながら、生きられるか。
何をすることも、何もしないことも、
すべて自分で選び取って行かれるか?
繰り返し伝えていきたいメッセージです。
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Comment
水澄さんのお話、頭でわかっていても行動に結びつけることがなかなかできない私の心というより、大げさですが魂に響きました。ありがとうございますm(._.)m
>西村 敏子さん
コメント、ありがとうございます!お役に立てて嬉しいです。