発信することは、ライブ・パフォーマンス。
2017/10/10
「毎日、すごい勢いでブログをあげてるね」
最近、そんな風にいわれます。
しばらくの間、可能な限り、毎日、ことばを綴っていこうと決めたからです。
こどもの頃から書くことが大好きで、
常に、「日記ノート」を持ち歩き、暇さえあれば、
心に浮かぶことば、思いの丈をノートに吐き出してきました。
書くほどに想いが整理され、信念が芽生える。
頭がどんどん冴えて、アイディアが出てくる。
書くことでず〜っと支えられてきました。
今でも、お仕事関係や勉強関係のことをすべて書き込むノート、
今の自分と向き合うためのノート、
そして10年日記と、毎日、なにかしら、カリカリカリカリ書いています。
毎日のように万年筆を持って、ことばを吐き出すほどに、
頭の中に次々と新たなひらめきや、想いが浮かんでくる。
書くことは私の人生の一部です。
しかし、ブログを発信することは、自分のために書き綴ることとは、
ずいぶん意味の違うことです。
違う目線、違う価値観を持った人たちに、
断定的なことばを使って、自分の考えや想いを伝えることは、
ある程度、責任と勇気がいるからです。
小さなコミットメントの連続でもあります。
この小さなコミットメントを積み上げていくことで、
不要な物がそぎ落とされ、自分自身が、どんどんくっきり見えてくる。
そして、今、必要なもの、大切なものが見えてくる。
そんな感触を得ています。
そういう意味で、毎日発信することは、
ライブのステージをたくさん踏むことと同じです。
オーディエンスの発する空気感で、
伝わったか、伝わっていないかが、はっきりわかる。
パフォーマンスしているときの感触で、
より自分らしく聞かせるには、魅せるにはどうしたらいいかがわかってくる。
そうやって、ことばを断捨離し、磨きをかけて、
自分の中のコアに少しでも近づきたい。
私のことばが、誰かの胸に残ってくれたら、とても嬉しい。
そんな思いで、毎日書いています。
しばらくは、こうして毎日、ステージに立ち続ける予定です(^^)
関連記事
-
-
あぁ、あこがれの「ビッチ感」
人にこう見られたい、というイメージと、 実際の自分自身が人に与えるイメージに開き …
-
-
ギターソロが邪魔くさいぃ〜!?
「最近の子はギターソロになると、曲を飛ばすんですよ」 え?なんですか、それ? と …
-
-
やる気が出ないときは、やっちゃダメ!
「なんか、どうもやる気がでなくって。 これじゃいけないと思うんですけど。。。」 …
-
-
残念な人
ずいぶん前にちょっとだけ一緒にやったことのある、 かなり腕のいいドラマーがいまし …
-
-
どうせ見えない未来なら、明るい側面だけを期待して生きる。
「MISUMI、そんなことしてて、将来どうするつもりなの?」 思春期の頃から、ア …
-
-
「一部」は「全部」
足の薬指を骨折したことがあります。 発熱まではいきませんでしたが、 一日中、なん …
-
-
多感なこどもたちにジョークは通用しない
小学生の音楽の授業のときの話です。 「ではこの曲を、誰かに歌ってもらいましょう。 …
-
-
「あなたの勲章なんかに他人は興味ないんですよ」
かつて著者の勉強をするために、 『プロフィール講座』というセミナーに通ったことが …
-
-
何ごとにも終わりはくる。絶対の絶対に、くる。
好きなことしかやりたくない。 こうと決めたら即断即決即行。 私自身は、いわゆる「 …
-
-
まず、やってみる。
何もかもがものすごくうまく行っているように見える人って、 うまく行っていることの …
- PREV
- あなたの呼吸、大丈夫ですか?
- NEXT
- 英語の歌詞が聞き取れない!?