ロックはエネルギー!
先日のロック・セミナーで、
「ロックはエネルギーだ」というお話を、
繰り返し、しました。
うまいとか、ヘタとか、
いい声だとか、だみ声だとか、
実はもう、どうでもよくって、
要は、エネルギーが出てるか、出てないか。
自分自身のエネルギー量を、
全部音、声にして表現できてるか、できてないか。
ロックって、そういうことだと思うわけです。
じゃ、エネルギーってどうやって出したらいいかって、
これはもう、
気力、体力、そして、集中力に尽きます。
そもそも、自分の中にないものは表現できません。
心に力があるか。
そして、その心の中からほとばしるエネルギーを、
音にできるだけの体力、筋力があるか。
すべてを、音を出す、その瞬間に凝縮されられるような、
集中力、テクニックがあるか。
サウンドのエネルギーは、
この3つの力にかかっていると考えています。
音楽をはじめて間もない頃は、
まぁ、若いこともあって、
でかい音出したいっ!
ロックやりたいっ!
っていう強烈なエネルギーが宿っています。
ところが、身体能力が追いつかない。
例えば、どんなにエネルギーがあっても、
それを表現する「声」、
「声」を生み出す発声器官が充実していなかったら、
まともな「音」にならないわけです。
心身の条件がそろい、
一瞬のタイミングで、爆発的な力を生み出せるだけの、
集中力、テクニックが身について、
初めて、自分自身のエネルギーすべてを、
「音」に変えることができる。
歌の修行って、そのバランスを整えていくことなのですね。
そして、よき歌を歌いつづけるためには、
この3つをバランスよく、保ち続けること。
年齢を重ねて、
肉体が衰えても、
心に溢れるほどの力があれば、
新しい表現方法を見出すでしょう。
たとえ、パッションや欲望が
若いときほど強烈でなかったとしても、
すべての力を一点に集中させるすべを知っていれば、
爆発的なエネルギーを生み出すことは可能です。
一生ロックしたいから。
気力、体力、集中力。
一生が修行です。

◆MTL Online教材をYoutubeで公開していきます!
興味がある方はチャンネル登録をどうぞ。
◆悩みを抱えるシンガーたちのための中上級者向けワークショップ、MTLネクスト。2021年2月に第2期を開講!
関連記事
-
-
は?この手がなにか?
昔からよく、「手」のことをいじられます。 フリーター時代、バイト先の店長に、「歯 …
-
-
バンド仲間の悪口は言わない
もう何十年も前のこと。 大好きなメンバーと、かなり楽しくやっていた …
-
-
極度の緊張に負けない自分になる|本番で力を発揮するコツ
「極度の緊張」のため、肝心な舞台でしくじる。 舞台度胸がないとか、練習が足りない …
-
-
「うまくなる」の無限ループ
執筆を開始して、早半年あまり。 20万字くらい書いて、半分くらい直して・・・ な …
-
-
「自分基準」を育てる。~Singer’s Tips #3~
「本当に実力がある人」って、 今、自分が何をしているか、 確実に理解しているもの …
-
-
「やりたいことなのにがんばれない」の7つの理由
「やらなきゃいけないって、わかってるんですけどね・・・」 「いや、本当にやりたい …
-
-
声のリハビリ
3月からのライブ・ラッシュに向けて、 朝トレをしているわけですが、 ここ半年あま …
-
-
「99人が同じ方向に行っても、お前は自分の頭で動け。」
『小学校の時、クラス全員でいたずらをして、大問題になったことがある。父に「なぜや …
-
-
自分の「スタイル」を持つ
昔のミュージシャンは、ひとつのバンド、1枚のレコードを、 それはそれはこだわり抜 …
-
-
ノドを痛めるのは「大きな声を出すから」ではなく「出し方が悪いから」
「大きな声=ノドを痛める」と思っている人が、 あまりに多いことに、いつも驚かされ …
- PREV
- 手癖でやらない。 慣れでやらない。
- NEXT
- 女子だって、ロックしたいっ!
